感話
自己嫌悪 3年 R.I.さん
自己嫌悪
3年 R.I.
私は時々自分が嫌になるときがあります。いわゆる自己嫌悪です。私は基本的に自分のことが好きですし、幸せを感じることが多いと思っています。ですが、中学に入ってからマイナスな出来事が重なった時に落ち込みやすくなってしまったように感じます。おそらく思春期であることも関係していると思いますが、感情の波がより細かく、浮き沈みが激しくなりました。私がどういう感情の沈み方をしているかとその向きあい方について考えたいと思います。
私の沈んだときの思考回路はおそらく毎回同じで悲しい出来事がおきた際に自分ってダメだな、みんなにどう思われているんだろう、きっと嫌われているんだろうな、そんなことを考えている自分ってめんどくさい、自分が嫌いといったような沈み方をしてしまいます。ある番組で女性は比較的ヒロイン思考で感情的だと聞いたことがあるのですが、私は典型的な悲劇のヒロインタイプだなと思います。ひどい時は母に怒られただけで悲劇のヒロインループに入ってしまいます。そんな私がちょうど中学に入ったあたりから続けていることがあります。それが日記です。毎日あったことや思ったことをそのまま言語化しているので人に見せられる内容ではないのですが、思いのままに書く日記は一日がリセットされたように感じ、とてもすっきりします。何が悲しいのかを書きだしたりして、それをプラスな言葉に自分の中で替えて心のモヤモヤを晴らすことで自分を責める気持ちが減っていきます。逆に褒められたこと、嬉しかったこと、楽しかったことを書いて自分を肯定できて幸せなまま一日を終えられます。この習慣がとても好きで唯一といっていいほど長い間毎日続けられているルーティーンです。
話は変わりますが、私は勉強が苦手です。やらなきゃいけないなと思いますし、勉強することに楽しさややりがいを覚える瞬間もあるのですが、勉強のために机に向かうことをいつも後回しにしてしまいます。今は疲れているからなどと自分に言い訳してしまった結果、提出物の遅れやテストの点がとれないことに繋がってしまいます。このような時は、自分がなまけているのを自分の中で正当化して甘やかしていて悪い方向にいってしまっています。しかし、同じ勉強に関することでもがんばったのにテストの点が悪かったといったような、一生懸命やったのに結果がついてこなかったという時には、自分を認めてあげるべきだと思います。自分にいらだったときに、そこまでがんばった自身を褒めてあげる優しさと、自分に優しくなれるようにまずは一生懸命やる努力が必要です。勉強をしたくないから理由をつけて後回しにするような怠ける甘やかしはいらないですが、自分のがんばりを認めてあげる、受け入れてあげるという意味の甘やかしは必要だと思います。
この感話で自分についてもっと知れたような気がします。心のモヤモヤの正体を考えたり、自分の好きな所を探したり、楽しかったことを日記で書いて幸せだったなという余韻にひたりながら眠りについたり、自分の甘えが良い方にいったり、悪い方にいったり、そんな日々が結局幸せなのだと思いました。日々の出来事で感情が揺さぶられ毎日悩みは絶えないですが、少し自分の気持ちとの向き合い方が分かったように感じます。常に好きな自分であるために毎日アップデートしていきたいです。そんな自分をもっと好きになれそうです。









