教育内容

園芸の恵泉

「いのち」の尊さを知り、感謝する心と生きる力を養う。

時にはうまく育たないこともあるけれど、友達と助け合って働き、ひとつの命を育てることを通して、人の思いを超えた自然の営みを学びます。
植物と共に、心を育てること。これが、園芸そして恵泉の目指す教育です。

恵泉の園芸(みくに出版「進学レーダー」記事の紹介)

第1回 第2回 第3回 第4回 
第5回 第6回 第7回 第8回 
第9回 第10回 第11回 第12回

植物を育てることは、心を育てること

4月

入学して間もない1年生が最初に行うのは、ジャガイモの栽培。夏休み前の収穫を目指して、ジャガイモの世話をしていきます。園芸の「はじめの一歩」は、学校生活の「はじめの一歩」かもしれません。

6月

6月の終わりまでにジャガイモ、バジル、ワタ、サルビアなどの草花の栽培、コムギの収穫、イチゴジャムや押し花作りなどをしながら、生徒は「自分の仕事をやり遂げること」の責任と楽しさを体験します。

7月

葉が黄色くなったジャガイモの茎を引き抜くと、大きな歓声があがります。土だらけの手で持つバケツの重さも嬉しく、ジャガイモを山分けする時の真剣で楽しそうなこと。「働くことは、食べること」を実感する時です。

9月~12月

夏休みが明けると、ダイコン、ミズナの種まき。収穫は肌寒くなる11月です。その頃には、バジルの収穫も終わり、春の花壇用の苗づくり、クリスマスの準備が始まります。クリスマスには飾りの材料が表す意味も学びながら、キャンドルスタンドやコサージを作ります。

1月-2月

収穫したダイコンで「ふろふきダイコン」を作り、シイタケの原木栽培にも挑戦。学年末が近づくと、毎年行うのが「天地返し」です。1年間お世話になった畑に堆肥をまき、深く耕すことで地力が回復し、新入生を迎える準備ができます。畑を耕すことは、自分を耕すこと。1年生は2年生へと階段を上り、園芸の授業としばしお別れ。4年生の授業では、1年時に植えたシイタケの収穫をします。また、専門性を深めたカリキュラムで学びます。

卒業生や高学年の生徒が園芸の授業で学んだこと、
としてあげる言葉は次のようなものです。

  • 植物とともに、心を育てる。
  • 畑を耕すことは、自分を耕すこと。
  • 土が人を育てる。