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校長ブログ

全日本高校模擬国連大会

2024/11/19

11月16日(土)と17日(日)の二日間、第18回全日本高校模擬国連大会の本大会が国連大学を会場にして開催されました。今年度始めから、有志で模擬国連の活動を続けてきた4年生のK.A.さんとY.I.さんの熱意に動かされ、私も彼女たちの学びと挑戦を後押ししてきました。二人は恵泉の学びの中で国際問題に関心をもち、3年生で学んだディベートの手法も参考にしつつ、自主的に模擬国連について調べ始めたようです。二人は一学期からオンライン勉強会や練習会議などに参加し、初心者ながら9月に参加した予選会の結果、見事10月に今回の本大会への出場権を獲得しました。本大会では二名一組でチームを作り、それぞれのチームが42か国の大使として熱い討議を繰り広げます。全国から選ばれた選抜チームの中で、恵泉の二人はネパール大使として自国民の利益を考慮しつつ、他国大使と交渉していくことに奮闘し、2分間の英語での提言発表も見事でした。これからも、生徒達の主体的な取り組みを応援していきたいと思います。以下は二人の感想です。

○K.A.  9月に行われた予選会を経て、全日本高校模擬国連大会本選にネパール大使として参加しました。会議中は「国際益」を考えた上でどのようにしたら「国益」が守られるかを意識することができました。また他国の大使の方との対話も活発に行うことができました。模擬国連の活動をしたいと先生方に相談したのが、今からちょうど一年くらい前。その後、先生方の協力を得て、賛同してくれた友人と練習会などに参加して経験を積んできました。今回の大会はレベルも高くて1番難しかったですが、その分成長できたと同時に他の大使から多くの学びを得られたように感じます。この学びを大切にし、2人で来年の大会に向けて頑張っていきたいと思います。

○Y.I.  今回初めて全日本模擬国連大会に参加しました。模擬国連を始めてから1年経っていない中で、本選に出場することができて本当に嬉しかったです。今回の議題は「若者と軍縮、不拡散と平和」だったのですが、「若者」として私達が知るべき世界の情勢を実際に大使として、課題に直面し他国間で交渉しながら解決に向かって2日間議論を重ねたことで、より深い学びを得られたと感じています。準備も含め大変なことや反省点も多かった今大会でしたが、この貴重な経験を大切に、今後に活かしていきたいです。
そしてまた来年2人でこの本戦に戻ってくる事ができるよう、来年以降も一生懸命頑張ります!