校長ブログ
年度末、新たなスタートに備えて
2024/03/30
3月15日に今年度の終業式を迎え、無事2023年度の全員登校日が終了しました。翌週には5年生(新6年生)対象の春期講習、春休みクラブ・課外活動、20日に新入生説明会と午後には音楽系課外のスプリングコンサート、21日から23日には有志参加行事である「ヒロシマ平和の旅」と「歌津応援プロジェクト」等、盛りだくさんの一週間を過ごしました。
そして今週27日は私とH先生の母校でもあり、恵泉と所縁の深い国際基督教大学(ICU)に24名の生徒達と一緒にオープンキャンパスに出かけました。今年は桜並木の開花前で少し残念でしたが、快晴に恵まれ、武蔵野の自然豊かなキャンパスを堪能することができました。ICUは戦後の日本において「キリスト教信仰に基づき世界平和を希求する学生を育てる高等教育機関」として献学され、その創設には恵泉の創立者である河井道先生も深く関わっていました。恵泉と共通の教育使命を持つ大学と言えます。
ICUでの学びは、31の学問領域を関連付けて学ぶリベラルアーツと、日本語と英語とを駆使する対話型の学びに最大の特徴があります。様々な専門知識をつなげて学ぶことで、現代の複雑な社会課題を解決していく糸口が見つかるように思います。ICUの学びについて紹介していただいた後は、恵泉の卒業生を含めた4名の学部2年生(新3年生)がキャンパスを案内してくれました。広大で落ち着いたキャンパスは、多彩な人々との出会いと学問への意欲を掻き立てられる素晴らしい環境です。これからも多くの恵泉生がICUでの学びに興味をもち、平和をつくり出すために進学していくことを期待しています。