校長ブログ

４月８日の午前中には中学校入学式、午後には高等学校入学・始業礼拝をもって、２０２４年度が始まりました。今年度は正門前の桜も新入生を歓迎するように咲きそろい、温かな陽気に恵まれた好き日を迎えることができました。中学入学式では、恵泉の真の校長である神様が新入生一人ひとりを恵泉で中高６年間学ぶようにと選んでくださったこと。人智を超える神の大きな計画を探り求め、各自に与えられている賜物を磨いていくこと。その際自分と周囲を比較するのではなく、「神に愛されている自己をまず尊重し、他者を尊敬する」という創立者河井道先生のキリスト教信仰の姿勢などが語られました。

翌日からの2日間、1年生はオリエンテーションとして学校生活について様々な説明を聞いたり、クラスごとに校内を見学したりして、恵泉での生活を始める準備をしました。緊張した面持ちの人達も日を追うごとに落ち着きを見せ、昨日からは早速授業も始まりました。教室移動や科目ごとの担当者名を覚えるだけでも最初は大変なことでしょう。

進級した上級生や教職員も皆で、この時期の新鮮なワクワク感を大切にして、希望をもって新年度の歩みを進めて参りましょう。

年度初めの暗誦聖句「人にしてもらいたいと思うことを人にもしなさい。」（ルカによる福音書6章31節）