
校長ブログ
ミレナさんの社会科の授業
2016/02/19

教壇に立つミレナさん
ドイツ人のミレナさんが1年生の社会科の授業で、先生に代わってドイツとヨーロッパについての話をしてくれました。生徒が持っているドイツとヨーロッパの印象を聞いて、日本語ですらすらと板書しながら、日本語で丁寧に説明をしてくれました。「ドイツはソーセージで有名だけれども、10%の人は菜食主義者です。」と身近な話題から、「ドイツは、第二次世界大戦後、国民一人一人がしっかりと戦争の反省をしました。日本人はどうですか」という、問いを投げかけたり、「今は自由にヨーロッパ中を旅行できて、国境がありません。自分は、ドイツ人と言うよりヨーロッパ人です」という国を意識しない世界の広がりを語ってくれました。お昼は、クラスで生徒達ととりました。
ミレナさんは、ドイツの大学で日本文学とドイツ文学を専攻し、現在は日本文学を慶応大学で学んでいます。日本の中等教育について学びたいという希望で、2週間ほど恵泉で様々な学年の授業見学を行いました。