校長ブログ
入学式と受難週
2022/04/10
先週の水曜日の午前には中学校入学式が、午後には高校の入学・始業礼拝が行われ、いよいよ2022年度の学びが始まりました。
新2年生が2月に先輩の手ほどきを受けて作成した世界でたった一つのお人形。それを新6年生の係生徒が新入生の胸に飾る日常が2年ぶりに戻ってきました。一昨年は6月にクラスごとの入学式。昨年はお人形を飾る係生徒を配置することはできませんでした。しかし今年は、ホールでの課外ハンドベルの演奏や聖歌隊による校歌の紹介もあり、2,3年生は教室で中継を見ながら新入生を歓迎しました。
午後の高校入学式では久々に4年F組の誕生です。義務教育の学びを終え、18歳に成人年齢を迎える高校生活のスタートです。私たちは今、何のために、何を学ぼうとしているのでしょうか。
今週はイエス・キリストが十字架への道を歩まれたことを覚える受難週です。ウクライナでの悲惨な状況を見る度に人間の罪深さを実感します。来週のイースター(復活祭)を期に、私たちの間に平和をもたらすために来られ、死に勝利されたイエス様に希望を抱きつつ、「平和を希求する学び」を、さあ進めていきましょう。
「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。」(新改訳2017、ピリピ2:13)