校長ブログ
共に学ぶ喜び
2021/09/27
先週金曜日の放課後には、「理科好き増やそうプロジェクト」の一環として有志が夏休みに取り組んだ「エッグ・ドロップ・コンテスト」が実施されました。「理科好き増やそうプロジェクト」では昨年度まで、ミョウバンで美しい結晶を作る「結晶コンテスト」や「紙飛行機、滞空時間コンテスト」など、様々なテーマでコンテストが行われてきました。今回の「エッグ・ドロップ・コンテスト」も紙を使用して生卵を割らずに落下させる装置を考え出すという取り組みで、物理の学びが実生活の中に応用できることを知る面白い企画でした。参加した1~6年生の発表を校舎のあちらこちらから見守り、声援を送る生徒達の姿も印象的でした。
一方、同じ時間帯に3階の教室では東北大学の建築学科に進学した卒業生を介して、東北大学の教授からオンラインで「建築学科の学びについて」の講義に耳を傾ける生徒達もいます。正規の授業の枠組みを越えて、それぞれの生徒が自分の興味関心に沿って学ぶ姿を見られるのはこの上ない喜びです。放課後の校舎にはクラブや課外活動に勤しむ生徒達の声、自習室で真剣にキャレルデスクに向かう6年生の横顔、メディアセンターで楽し気に本を選ぶ生徒など、それぞれの学びが大きく広がりを見せています。