校長ブログ
暑中お見舞い申し上げます
2021/07/31
1学期も無事終了し、ほぼ例年通りの日程で夏季休暇期間が始まっています。この間、学園全体で祈りの内に準備を進めてきた宿泊行事や様々な行事計画が、緊急事態宣言の発令と連日の爆発的なコロナ感染症の拡大によって大きな変更を余儀なくされ、とても残念な思いです。
このような状況下でも、1年延期されて開催されたオリンピックに出場し、自己の最善を尽くそうと努力する世界各国からの多くの選手たちの様子を、画面越しで観ているだけで心が熱くなります。一生懸命に何かに打ち込む姿勢は、素直に私達の心を動かす力をもっています。思い通りにならない逆境の中でも、与えられている恵みに目を留め、前向きに進もうとする勇気をいただく気がします。
ここまで2週間余り、夏期講習1期と2期が終了し、夏休みクラブや課外活動も練習時間を工夫しながら実施してくることができました。これも、各自が感染予防の徹底に努め、皆で協力して前進しようとする努力の賜物です。自習室では真剣に机に向かう6年生の姿や、友達と励まし合いながら勉強する下級生の様子も見られます。
引き続き、太陽に向かっての大きく花開く向日葵のように、神様の恵みを一身に受けて一人ひとりが成長していけますよう願っています。
聖書日課より
7月30日(金) イザヤ書54章10節
山が移り、丘が揺らぐこともあろう。しかし、わたしの慈しみはあなたから移らず わたしの結ぶ平和の契約が揺らぐことはないと あなたを憐れむ主は言われる。
7月31日(土) ルカによる福音書1章78~79節
これは我らの神の憐みの心による。この憐みによって、高いところからあけぼのの光が我らを訪れ、暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、我らの歩みを平和の道に導く。