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校長ブログ

晩夏の実り

2020/08/30

 先週は例年の宿泊行事である1年生のフェロシップ(8/25,26)、6年生の修養会(8/27,28)を2日間ずつ登校する形で実施することができました。

 1年生は恵泉の「建学の精神」を共に考え、グループワークの時間に切り絵で「恵泉を紹介するポスター」を作成しました。グループで互いの意見を交換し、協力しながら生み出された30枚のポスターは力作ぞろいで、そこには1年生の伸びやかな感性と前向きな素直さが表れています。体育館でのレクリエーションや、グループごとに謎解きをしながら校舎中を巡ってヒントを集めるゲームなど、皆で力を合わせて取り組む姿に自然と笑顔が弾けます。入学して初めてキリスト教に触れる生徒がほとんどですが、各自が好きな聖句のしおりを作り、フェロシップの思い出と共に大切に聖書に挟み込みました。そして2日目の最後には初日の抽選で決まっていたクラスメイトへの「ハッピーカード贈呈」です。カードには相手の良いところを見つけ、相手が喜ぶメッセージを密かに書いて手渡します。このフェロシップを通して、1年生が改めて恵泉生活を主体的にスタートさせることができました。

 フェロシップの翌日は、約半年後に卒業を控えた6年生の修養会が実施され、校内で凝縮したひと時をもつことができました。恵泉では創立以来、卒業年度にこの修養会を実施してきました。それは、恵泉での5年半の歩みを振り返り、共に成長してきた仲間と語り合い、聖書の価値観を踏まえて自分の今後の生き方を真剣に探り求めます。自身の進路実現のための受験勉強で頭と心が占拠されがちなこの時期に、あえて日常から一旦退いて自分自身を見つめ、新たな気付きを得て再び前進していく力を得る貴重な機会となっています。

「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。」(ヨハネ15:16)という聖句を、卒業時に一人ひとりの6年生が喜びをもって実感できるようにと祈りつつ、明日からの二学期の歩みを進めて参ります。