人生の海の嵐にもまれ来しこの身も 不思議なる神の手により命拾いしぬ
※いと静けき港につき 我は今安ろう 救い主イェスの手にある身はいとも安し
※いと静けき港につき 我は今安ろう 救い主イェスの手にある身はいとも安し
学校での授業再開からほぼ一か月。本日から一学期の期末試験です。先週は校舎のあちらこちらで教員に質問したり、友達と一緒に勉強したりする生徒の姿が見られました。休校期間中の家庭での勉強もそうですが、ここまで本当に一生懸命過ごしてきました。試験は他の人と順位を競うためのものではありません。今までの自分の努力を振り返り、さらに自分を伸ばしていく材料を発見するためのものです。自分のベストを尽くしていきましょう。
7月に入り、九州地方は豪雨災害にみまわれました。熊本に住む卒業生の安否が気になり、思わず問い合わせをしました。コロナ禍の中で思うように片付けも進まず、大変な状況が報道される度に、一日も早く助け手が届きますようにと祈ります。信和会宗教部でも先日集められた献金の一部を、被災された方々のためにもお捧げすることを話し合ったようです。
先週同窓会のお集まりで、初の同窓生校長ということで励ましの花束をいただきました。同窓会だけでなく、保護者の会である恵泉会や、恵泉会友の会(恵泉会のOG,OB会)の方々等、恵泉に関係する多くの方々の祈りのお支えを日々実感しています。創立者の河井先生は卒業生のためにいつも祈り、出かけて行って直接励まされたことを、多くの卒業生が語っています。
私達の人生はこのコロナウイルスの問題だけでなく、思いもかけない病気や困難に出くわすことがあるでしょう。けれども、私達はここ恵泉で「神様は私達が乗り越えられないような試練に遭わせることはなさらず、脱出の途も備えていてくださる方である。」と知りました。ですから人生の航路で、いつでも心の母港に逃れることができるのです。
聖歌472 「人生の海の嵐に」