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校長ブログ

ともに生きる②

2020/05/16

「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。」 (ルカによる福音書6章31節)

 これは毎年恵泉生が年度初めに暗誦する聖句です。懐かしく思い出す同窓生も多いことでしょう。
現在は休校期間が続いているため、恵泉生の学園生活の運営母体である信和会(生徒会)活動も休止していますが、日頃恵泉では宗教部、奉仕委員会、図書委員会などを通して、多くの学外の方々と繋がりをもっています。
 宗教部では毎月生徒礼拝で集められた献金を6か所の外部団体にお捧げしています。その中には学年ごとに1人ずつ、フィリピンの6人のチャイルドの学びを支える働きがあります。チャイルドから届くお手紙は教室に掲示され、6年間恵泉生とともに成長し学びを続けます。また、奉仕委員会ではベルマークや古切手、アルミ缶を回収して海外の医療活動を支援したり、有志が放課後に近隣のデイホーム(高齢者施設)、良工房(障がいをもつ木彫家、斎藤良信さんの工房)、同窓生の運営する子ども食堂などのお手伝いに出かけたりしています。学内では年に数回スイートバザーが開かれ、デザートやラムネなどの売り上げ金を外部団体に寄付します。昨年夏には全校から持ち寄られた文具を「タイ学校交流」参加生徒がバンコクのシーカー・アジア財団に持参しました。図書委員会は古本を集め、古本市の収益を海外や震災後に東北の図書館再建事業に寄付してきました。クリスマスには全校をあげて様々な活動に取り組みます。3月の「歌津応援プロジェクト」には毎年40名ほどの高校生がワカメ漁のお手伝いに南三陸町に出かけています。
 このように、恵泉生の日常には常に「ともに生きる方々」がおられます。自分たちができる小さなことを通して、多くの方々と共に生きる喜びは、私達の希望であり活力の源です。ウイルス感染症で世界が困窮する今こそ、競争ではなく共生する社会を目指していきましょう。