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校長ブログ

敗者の涙(スポーツデーを終えて)

2015/05/01
アミノバイタル・フィールド

アミノバイタルフィールド

 スポーツデーの会場が調布市にあるアミノバイタルフィールドに移って3年目になります。3000人収容、最先端の人工芝フィールドを持つ競技場です。建物に遮ぎられない青空、新緑の木々、深緑のフィールドは、この日も格好の競技場となりました。アメリカンフットボールでも使用されるため、ラインはヤードの長さになっています。3年目でいくつかの違和感にも慣れてきました。最初の競技種目の100ヤード走は、メートルの長さに換算すると91.44メートル走となります。リレーは、トラック周上を走るのではなく、直線の往復です。この競技にも慣れました。カーブで追い越すテクニックではなく、運動方向を180度変える手腕が問われることになります。
 競技中は、太陽が雲に隠れている時間が長かったおかげで、熱中症もなく薫風の中、爽やかなスポーツデーになりました。学年対抗の結果は、5年生が6年生を破っての優勝となりました。恵泉で最後のスポーツデーを優勝で飾れなかった6年生は、涙を流す者、涙をこらえる者が深緑のフィールドに肩を落としていました。
 勝負には、勝ち負けは必ずあります。涙を伴う敗者は、美しいと思いました。純粋な涙は、真剣に競技に参加していた証しです。6年生は、負けるという大切な経験をいただきました。これも神様からの貴重な恵みです。思い切り泣いて下さい。