進路・進学

卒業生の声

Y.I.さん

2024/09/03

いつも人の話をじっくり聞いて、笑顔で励ましてくれるY.I.さんは、ソフトテニスクラブとハンドベルで活躍しました。勉強面での興味の幅も広く、そのために進路の決定に悩んだ時期もありましたが、3月にはとても晴れやかな表情で卒業していきました。

  1. 恵泉に入学を決めた理由

    学校の雰囲気が自分に合っていると感じました。実際にお姉さんが恵泉に通っている友人が恵泉について話してくれ、楽しそうだと思ったので入学を決めました。

  2. 恵泉での6年間

    入学当初は何事にも控えめでした。でも恵泉では自分の気持ちに素直で、かつ人をとても尊重してくれる人が多いため、次第に様々な委員会にも挑戦し、クラブ活動でも1年生から続けていたソフトテニスクラブに加え、高校から課外ハンドベルにも参加するなど、多くの経験をすることができました。そこで他人の意見を尊重しながらも、自分の意見もつたえ、お互いにとってベストの結論を探す力を身につけるとともに、個性豊かな友人と出会って、刺激を受けましたし、生徒の意見を大切にして温かく見守って下さる先生方に支えられ、充実した6年間を過ごすことができました。また、自分と向き合ったり、物事をよく考えることが多く、日常生活でも友人たちと自分の考えや悩みを共有したり、授業で学んだことについて議論を交わした日々はとても印象に残っているとともに、自分の原動力となっています。そのような出会いに本当に感謝しています。

  3. 進学先、今後の学びについて

    東京理科大学創域理工学部に進学します。直接人を助けることができる医学研究に漠然と興味がありましたが、高3の夏休み後にあった修養会という行事で、人の話を聞いたり、自分と向き合ったりすることで、自分は人の心の健康に関わりたいということに気づきました。大学では生物学や精神医学に関する研究を通して、精神疾患のメカニズムや治療法の解明に役立てたら、と考えています。また、生物学という枠にとらわれず、他分野の学問を積極的に学んだり、様々な活動に参加したりすることで、幅広い視野で自分にできることを探し続けていきたいです。

  4. 大学入試を終えて

    先生方がよくおっしゃる、「大学は人生の通過点に過ぎない」という言葉が、受験期の終盤、精神的にきつくなっている時に自分の支えになりました。大学に合格することがゴールに見えてしまいますが、どの大学に行くか、ということよりも大学で何を得るか、それが一番大切なことなのだと教えてもらいました。だからこそ、受験を終えた今、大学で今まで以上に深く学ぼうという意欲が強くなっています。

  5. 恵泉を目指す小学生にひとこと

    恵泉は一人ひとりを本当に尊重し、大切にしてくれる学校です。皆さんが恵泉で素敵な友人と出会い、たくさんの愛情を注がれて、自分を大切にしながら歩んでいけることを心から願っています。

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