進路・進学

卒業生の声

S.N.さん

2024/08/09

動物、特に鳥類が好きなS.N.さん。もともと英語が得意で、高1から高2にかけて留学しましたが、帰国後に獣医学部という難関を志望するようになり、理系科目を基礎から学び直しました。自らNPOを立ち上げて動物福祉に取り組んだ彼女の探究活動にはいつも動物問題への意識が活かされており、その興味を追求したことが進路の開拓につながりました。

  1. 恵泉に入学を決めた理由

    校舎がきれいであると同時に、温かみがあり、好感を持ちました。また、制服がない点も自分には合っていると感じました。

  2. 6年間をどのように過ごしましたか

    宿題がそれほど多くなかったので、放課後は習い事や趣味、NPOの活動など、好きなことに費やすことができました。校内のメディアセンターには様々な種類の本があり、自分の興味のある動物や環境の本からより多くの知識を得ることができました。また、高校で1年間、アメリカのテキサス州に留学をしましたが、帰国後も英語力を落とさないよう、積極的に質問をするなどして、英語の授業に真剣に取り組みました。礼拝の感話では採卵鶏の飼育状況について、全校生徒に知ってもらう機会が与えられ、身の回りの小さな事柄から行動を起こすことの大切さを呼びかけることができました。

  3. 進学先、今後の学びについて

    日本獣医生命科学大学の獣医学科に進学し、今後一般教養科目だけでなく、動物の体のことを学んでいきます。はじめは日本を始めとする動物問題の解決に法律の面から関わることを考えましたが、留学を経て、科学の力を用いて関わりたいと思うようになりました。将来は特に鳥を診られる獣医師になりたいと思っています。

  4. 大学入試を終えて

    礼拝で定期的に自分の考えを述べる機会があり、勉強や遊び、その他のことで忙しくても、立ち止まって過去と未来に向き合うことができました。これは入試の際の面接や書類作成にとても役立ったと思います。担任の先生との面談は毎回丁寧で、受験に向けての方針をたてる際に支えになっていただきました。

  5. 恵泉への入学を検討している小学生に対してひとこと 

    恵泉での6年間は、そのとき体感ではわからなくとも、結果として、他の高校とはまったく違うものになります。たとえ自分ではそんなに思考をせずに過ごしているつもりでも、気づくと思考を重ねた6年間になっているはずです。恵泉への入学を考えているみなさんを応援しています。

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