毎年、この時期にウニの精子と卵の受精と各時期の胚を観察しています。お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所より、日本財団「海と日本PROJECT」のイベントとしてお送りいただいたものを使っています。
卵と精子を別々に置いて、その間をつなげると、精子が勢いよく卵に向かって泳いでいって受精します。もたもたしていると見逃してしまう速さです。「こんなに受精が速いとは思わなかった」という声がありました。各時期の胚も、時期によっては動きが速く、あっという間に視界から去っていきます。「あー、消えた!」「どこ行った」などの声も。