校長ブログ

新型コロナの不安も未だ日本中そして世界から消えず、平和の祭典であるべき北京での冬季オリンピックが閉幕したばかりの今、ロシアによる軍事侵攻が始まってしまいました。アフガニスタンでも、ウクライナでも、爆撃や戦闘の轟音に逃げ惑うのはいつもその地に住む一般市民です。子どもたちの怯えた目と涙の映像を見るたびに胸が疼きます。

私たち人間はどうして争うことを止められないのでしょうか。その問いの答えを求めて、私たちは過去の歴史、世界の経済を学んでいるはずです。本当に武力以外の選択肢は無いのでしょうか。湾岸戦争や9.11の時と同様に、キエフ周辺の戦火の映像をテレビニュースで視ている私たちがいます。

今一度、神様の前に為政者が正しい判断をするように、そして眠れぬ夜を過ごしている現地の人々のために、祈りを合わせましょう。

再び、校歌の歌詞を心に刻みましょう。

１．愛の泉と　涌きいでし　恵泉の恵泉の　乙女吾等は　～　友なき人の　友となりつつ　沙漠に花を　咲かしめなんと

２．～　憎しみうらみ　雲と去らしめ　諸族をとざす　やみを破りて　平和の道を　ひらきて進まん

「わたしが与える命令は平和」（イザヤ　60：17）

彼の地に春を