校長ブログ

サラ・クララ・スミス先生

北大構内のクラーク博士像

　8月16日(金)北海道にある北星学園女子中学高等学校に招かれました。北星学園は、前身がスミス女学校です。創立者の河井道先生は、スミス女学校に、11歳の時入学します。宣教師であったサラ・クララ・スミス先生は、十代の多感な河井道先生に多くの影響を与えました。聖書、国際、園芸を教育の柱としている恵泉女学園の原点と言ってもいい北星学園は、132年の歴史の深さと国際的な香りを醸し出す落ち着いた佇まいの学園でした。
　理事長先生がわざわざ、北海道大学の構内を御案内くださり、感謝でした。北大総合博物館では、日本国家の近代を信仰によって歩んだクラーク博士、内村鑑三、新渡戸稲造といった先達の足跡を身近に拝見できました。その流れの中に北星学園も恵泉女学園もあることがわかりました。