校長ブログ
パイプオルガンのオーバーホールをしています
2017/08/07
学校の夏期休業中は、校舎全体がリフレッシュする時期です。ふだん大きな工事やメンテナンスができないところを集中的に行います。今夏はパイプオルガンのオーバーホールもその中の1つです。オルガンを解体し、部品を丁寧に清掃し、再組立てする作業です。パイプだけで1500本以上もあります。一本一本がフェロシップホールに並べられ、作業の順番を待っていました。
長い年月をかけ本場ドイツでパイプオルガンの製作修理等を学び、その資格を取得したマイスターさんたちが仕事に携わってくださっています。木製と金属(錫と鉛の合金だそうです)のパイプは、短いもので数センチ、長いものは数メートルもあります。一本一本の発する音色は異なり個性があり、まるで生徒のようです。
2学期の始業礼拝には、組み立てられ新しくされたパイプオルガンが至福の音楽を奏でてくれることでしょう。その時が大変楽しみです。