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恵泉ダイアリー

第6回被災地訪問プロジェクト

2016/04/11

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3月28日から30日の3日間、4年生から6年生の生徒33名と、5名の教師で宮城県南三陸町歌津寄木地区を訪問しました。2012年6月に始まり今回で6回目を迎えます。 リピーターも多く、新幹線でくりこま高原駅に降り立つと、「ああやっと帰って来た!」という声があちこちで聞こえました。
 1日目は南三陸の町を見学。まず南三陸さんさん商店街で昼食。志のやさんのキラキラ丼は甘エビ、いくら、めかぶなど旬の食材がたっぷり入った絶品。その後、石巻市立大川小学校と防災対策庁舎を訪問。庁舎をすっぽり隠すように嵩上げされた土地、途中海岸沿いに見たそびえ立つ防潮堤や建築途上の「復興道路」に、戸惑いを一同隠せませんでした。夜は全体で分かち合い。思ったことを口に出し共有することもこの旅の素晴らしいところです。
 2日目は作業服に着替え、港に出かけました。港に集まって頂いた漁師の皆さんに、この一年で集めた募金をお渡しした後、まずはめかぶ削ぎ。港で作業されている漁師さんに教えて頂きながら、皆真剣にかつ、お話も楽しみながら作業。その後、3人位ずつ、それぞれの漁師さんの作業場へ行って、2日後に出荷が迫るわかめの処理作業をお手伝いさせて頂きましたお昼にはお世話になっている高橋さんのお宅で全員揃って外で昼食。漁師さん達が取って下さったウニや、カキ、ワカメのしゃぶしゃぶ、めかぶの漬け物等、海の幸たっぷりのお昼ご飯ですっかり元気になった皆はまた午後の作業に。そして一日の作業を終えて「また明日おいでね。」とのお声かけに「はい。明日もよろしくお願いします!」と笑顔で挨拶。帰り道にまた明日への意欲が湧いているようでした。
2日目の分かち合いは、この日から到着した卒業生のグループ「ちーむわかめ」と合同にもたれ、世代を越えて、語り合い、教え合う良い時が持てました。

 

 3日目の朝はわかめ作業。皆それぞれに前日お世話になったお宅へ「行ってきます!」と「出勤」。15キロのワカメの箱や重い塩の袋を運んだり、皆張り切って働きました。仕事が終わってお別れの時に、「また来年来ます。絶対に!」との生徒たち。輝く目に大きな成長が見えました。

 この日には実際に被災した方々から当時のお話をグループに分かれて伺いました。被災当時のこと、そして今の状況を、皆積極的に質問して、ここでも素敵な出会いに恵まれました。

 いよいよ出発の時、まだまだ働くちーむわかめの先輩が見送りに来てくれました。6年生で参加した生徒達は、「次は自分がちーむわかめになる」という思いで先輩達にお別れをしました。

 

 多くの方に守られて、過ごせた3日間。この4年間で培われた人と人との繋がりに心から感謝します。今年参加した生徒が、きっとまた来年、訪問することでしょう。