
恵泉ダイアリー
平和学習
2015/11/12
11月6日金曜日の7、 8限に3年生から6年生対象に平和学習をしました。
例年この時期に国内外から講師をお呼びしたり映画を上映し、 平和について考える時を持ちます。
昨年は大虐殺後20年を向かえた南アフリカのルワンダから佐々木 和之さんをお迎えし、 佐々木さんが長年現地で取り組まれているフツ族とツチ族の和解の 家造りプロジェクトとその後について伺いました。
戦後70年の今年は国内に目を向けて、 沖縄普天間基地の辺野古移転問題を取り上げるドキュメンタリー映 画「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」を観ました。 129分という長編映画でしたが、生徒は最後迄集中して、 食い入るように映画を観ていました。
生徒の感想からいくつか抜粋します。
「 普天間基地問題はメディアでも頻繁に取り上げられ報道の上では把 握していたものの現地の様子をこの映画で目の当たりにして事の重 大さがやっとわかった気がした。」
「 非当事者である私たちは問題をあまりわからないまま半ば感情的に 正論を述べてしまいがちだが、 しっかり中身をわかろうとする姿勢が大切だ」
「見終わった後、結局どうすれば良いのだろうか、と思った。」「 沖縄に目を向ける機会が与えられてよかった。」
「 この先どうすればよいか等自分の意見を持たなければこの映画を観 た意味は無いと思う。 私も沖縄基地問題について考えようと思った。」
それぞれの視点から物事を多角的に考える視点を与えられたようで す。