恵泉ダイアリー
4年老人ホーム訪問
2019/07/12
4年生「総合的な探求の時間」のテーマは「高齢社会を考える」です。その一環として、今年も7月4日に13か所の老人ホームに伺いました。半日の活動でしたが七夕の飾りを作ったり、ご利用者の方々と体操やゲームをご一緒したり、掃除やイベント準備のお手伝いをしたり、様々の体験をさせていただきました。お忙しい中、恵泉生を受け入れてくださった施設の皆さまに感謝申し上げます。短い時間でしたが、生徒たちは多くの気付きを得たようです。その一部を紹介します。
職員の方々のお仕事ぶりから、「仕事に対する姿勢や心意気に感動した」「ご利用者お一人おひとりに必要なことを見極めて介助するプロ意識がすごい」「人のために働く姿がかっこいいと感じた」「笑顔を絶やさず働く姿を見て、心が温かくなった」など、介護に関わる仕事への意識が高まりました。
また、ご利用者の方々と直接交流できたことで、「お年寄りは、認知症や介護が必要な状態であっても、人生経験が豊富な方々と知った」「自分の親の将来を考えると、自分が支えなければ、という気持ちになった」「お年寄りの体にも気持ちにも寄り添う気遣いが大切だ」「認知症についての知識がなければコミュニケーションがとりにくいので、接し方を積極的に学びたい」「自分のふがいなさを感じ、自然と『やらせていただいている』という気持ちになった」「お年寄りが明るく話しかけてくださったり、お礼を言ってくださった時、とても嬉しかった」など、お年寄りからたくさんのことを教えていただきました。