
恵泉ダイアリー
やまばと学園訪問
2017/08/02
7月29日〜31日に1〜4年生の計17名と引率教員2名で牧ノ原やまばと学園を訪問しました。「こんな私でも人に貢献できることが嬉しい」「将来に役立てたい」いろいろな想いをもって集った生徒たちは、初めての経験にとまどいながらも、そこで得た学びを共有し、毎日の活動に生かしていました。1日目の聖ルカホームでは、高齢者の方々と目線を合わせて耳元で「上手ですね!」「次はこれをやりましょうね」と会話する生徒の姿が見られました。2日目の榛原教会では山田静夫牧師から、「人は川をせきとめ、山を切り崩すことができるが、なにより難しいのは、感謝を表せない人にこそ自分を惜しまず、その人のために力を尽くそうとすること」というお話をいただきました。
2・3日目は障がい者の方々の施設に分かれ、交流を深めました。言語に頼らないコミュニケーションが難しいなかで、手を取り合い、肩を寄せ合い、共にいることの大切さを学ばせていただきました。スタッフの方々の接し方や声かけもとても勉強になり、夜の懇談会ではいろいろと生き方も含めたアドバイスをいただきました。生徒の振り返りには「障がい者の方と触れ合って、イメージが変わった。日々の日常生活でこれから障がい者の方に出会ったとき、以前より優しい気持ちで見守る事ができると思う」とあり、生徒も教員も大きく成長できた3日間でした。お世話になった皆様には心から感謝申し上げます。