卒業生の声
A.T.さん
帯広畜産大学
畜産学部畜産科学課程
落ち着いた雰囲気のTさんですが、実は、オーケストラや演劇についてはとても熱い情熱を秘めています。そんなTさんは、ファームワークをきっかけに畜産への興味を持ち、見事希望の進路を実現しました。その粘り強さと情熱に心からエールを送りつつ、さらに学習を深めて夢を実現していってほしいと思います。
恵泉に入学を決めた理由
私がキリスト教の幼稚園に通っていたこともあり、キリスト教であるということが1番の魅力でした。入試のときに礼拝をして讃美歌を歌ったことがとても印象に残っています。校舎が回廊の造りで吹き抜けになっていたり、自然を感じるような色味やデザインが素敵だなと思い、入学を決めました。
恵泉での6年間
同輩のみんなも先生方も全ての人があたたかくて、幸せな6年間でした!毎朝の礼拝から始まり、左を見ても右を見ても緑が目に入る心地よい校舎でのびのびと学ぶことができたこと、とても有り難かったなと思います。スポーツデーではクラスで結束し、恵泉デーでは一緒に造り上げ、宿泊行事では自然に囲まれてリフレッシュしながら自身と向き合う時間を持つことができました。恵泉の友達と学び協力した経験は忘れられない思い出で、これから先もずっと共に歩むと思います。
進学先、今後の学びについて
私は畜産を学ぶために北海道の大学に進学することにしました。動物が好きということも大きかったですが、私は自分がマイペースで自然の中にいるのが好きということが根底にあり、東京の大学も大変魅力的でしたが北海道の広大な大地で学びたいと思いました。畜産、酪農は環境にも人間にも深く関わっており重要な産業です。食べることが大好きな私は美味しいお肉や牛乳がどこから、どうやって、誰によって作られ届けられているのかを知りたいと思いました。食は人間にとって必要不可欠なもので、畜産もその大事な部分を担っています。私が学び研究したことで畜産の魅力が広がったり、人類にも環境保全にも貢献できたらいいなと思っています。
大学入試を終えて
私は今思えば単純にリサーチ不足だったなと感じますが、中々志望校が決まらず、目標に向かって頑張ることができず苦労しました。入試が近づいてきた11月末にようやくスイッチが入り、そこから勉強に身を入れるようになりました。そこからは、全力で予想問題集や過去問を解き、解き直すということを入試の合間もずっと継続しました。このおかげで2月中に1番成績が伸び、最終的に第一志望の国公立大学に合格することができました。早く勉強を始めるに越したことはありませんが、一人一人に個人のペースがあると思うので、あまり焦りすぎずに落ち着いて自分がやるべきことを見つけられたらいいのではないでしょうか!
恵泉への入学を検討している小学生に対してひとこと
恵泉はまず校舎の雰囲気がとてもあたたかいと思います!床は絨毯で、教室は木で統一されており、校門付近の畑や中庭、校舎内など至る所に自然があります。そして先生方、集まる同級生達もきっとあたたかい人たちです!毎朝礼拝から始まる1日はとても気持ちがいいものです。パイプオルガンを聴きながら心を落ち着かせ祈りを捧げる時間は私にとってとても大切な時間になっていました。いつまでも記憶に残るような、楽しくてあたたかくて素晴らしい思い出を恵泉で作りませんか?









