校長ブログ
公文和子先生 礼拝
2025/10/28
10月27日(月)の朝の全校礼拝で、ケニアで小児科医をされている公文和子先生にお話をいただきました。公文先生はシエラレオネ,カンボジア等での活動を経て、2002年から現在までケニアの障がい児支援施設「シロアムの園」の代表を務めておられます。ケニアの首都ナイロビにある「シロアムの園」には、現在50名ほどの障がいをもった子どもたちが通ってきていますが、その地域には同様の施設がないために、通所希望者が200人待ちの状態とも伺いました。公文先生はコリントの信徒への手紙一の12章12節~26節の「一つの体、多くの部分」の聖書個所からお話され、現在8歳になったレビーナちゃんが3歳から「シロアムの園」に通うようになってからの変化について紹介してくださいました。口から物を食べることが困難だったレビーナちゃんは、鼻からチューブで栄養を取れるようになったことで体重も6キロから9キロまで増え、表情が少しずつ出てくるようになったそうです。彼女の変化によってご家族の関係も改善していきました。このように、社会の中で弱く見える部分が、神様にとってかえって必要な部分、大切な部分であることを、具体的に教えてくださいました。ケニアでは「シロアムの園」のような施設への公的補助の制度が整っていないそうです。これからも、ケニアの地で神様の尊い働きの一端を担っておられる公文先生のお働きのために、皆で祈りを合わせていきたいと思いました。 NPO法人シロアムの友の会
「それどころか、体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです。」コリントⅠ 12:22
- 公文和子先生
- シロアムの園の子どもたちの作品 一人ひとりが色塗りした花びらが大輪の花を咲かせました。











