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校長ブログ

アンネ・フランク パネル展

2024/10/22

津田塾大学との高大連携を機に、アンネ・フランクのパネル展を9月17日から10月15日まで学内開催することができました。生徒達は礼拝の中で第二次世界大戦当時の社会状況やホロコーストについて話を聞き、真剣に展示物に目を向け、考える時をもちました。期間中に来校された保護者や、受験生の方々にも見学いただくことができました。

今も、ウクライナとロシアの戦争、イスラエルとパレスチナの紛争が続いています。そのような中で、安全を脅かされ、自由を奪われ、命の危機に晒されているのは、いつも名もない市民たちです。

ユダヤ人のアンネ・フランク は、1929年(恵泉の創立と同じ、今から95年前)にドイツ・フランクフルトで生まれました。1942年に、ドイツ占領下のオランダでナチスから逃れるために身を隠しますが、2年後に見つかり、1945年にベルゲン・ベルセン強制収容所で亡くなりました。アンネが隠れ家での生活と思いを綴った『アンネの日記』を読まれた方も多いことでしょう。

アンネのバラは、アンネ・フランクを偲んで、ベルギーの園芸家が作った新種のバラで、日本には1972年にアンネの父オットーさんから贈られたのが最初です。

恵泉の正門脇の花壇にも、このアンネのバラが植えられています。アンネが想い描いた夢と希望が叶う、平和な世界が一日も早く実現するように、皆で祈りを捧げましょう。