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校長ブログ

2024年を迎えて

2024/01/12

2024年は、元日に発生した能登半島地震、2日夕刻の航空機事故など、年明けから大きな災害、事故に見舞われた年始となりました。今回の大地震で多くの尊い命が失われ、今も大変な困難の中にある方々に、心より哀悼の意を表し、お見舞いを申し上げます。被災地において、懸命に救助や生活復旧のために尽力されている方々のお働きに感謝し、被災された皆様に一日も早く安全と回復がもたらされますようお祈りしております。

学園では、1月5日に6年生(高校3年生)が一足早く始業し、他学年は9日から授業再開となりました。皆で今回被災された方々を覚えて祈りつつ、新年の目標を胸に、新たな歩みを進めています。新年最初の礼拝で皆と共有した聖書箇所は詩編1編の1~3節です。

1節:いかに幸いなことか/神に逆らう者の計らいに従って歩まず/罪ある者の道にとどまらず/傲慢な者と共に座らず

2節:主の教えを愛し/その教えを昼も夜も口ずさむ人。

3節:その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び/葉もしおれることがない。その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。

私達の人生には思いもかけない災難や事故、病気などに遭遇することは、残念ながらあります。しかし、そのような時も、流れのほとりに植えられた木がしっかりと根をはり、水脈につながっているのならば、決してしおれることがないと約束されています。恵泉の校旗には、この詩編の箇所がデザインされています。新しい年も、この詩編の約束に希望をもって進んでいきたいと思います。

校旗