校長ブログ
自慢の種は恵泉生
2022/10/10
先週土曜日に今年度4回目となる学校説明会が開かれました。コロナの感染対策が続き、入場人数に制限を設けているため、毎回数分で予約が埋まってしまい、恵泉に関心をお寄せくださっている皆様に対して本当に申し訳ない気持ちになります。
説明会のプログラムのトリを務めるのは、いつも生徒達の発表です。今回は中学2年生の二人が夏の学年宿泊行事であるファームワークの感想を述べてくれました。初めて清里を訪れた生徒達が五感で豊かな自然を満喫し、ジャージー牛との触れ合いについて活き活き話す姿が何とも清々しいのです。説明会場に清里高原の風を運んでくれたように感じました。「清里の父」と呼ばれたポール・ラッシュ氏は、戦後日本の復興に数々の業績を残された方ですが、恵泉の創立者である河井 道と同様に、日本の若者へのキリスト教教育に尽力されました。清里と恵泉の深い絆を思います。
後半は5年生5人による1年留学体験の報告です。アメリカ、カナダ、スウェーデン、デンマーク、ドイツへのそれぞれの留学体験を通して沢山の気づきを与えられ、自分の世界を大きく広げた生徒たちの成長ぶりには目を見張るものがあります。私の自慢話の種は、専ら恵泉生です。
「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。」(コリントの信徒への手紙一3章6節)