
大学合格体験談
M.Kさん 明治大学 理工学部 建築学科
1. 英語は教科書の予習をしっかりやること。分からない文法や単語は次のテストまでに覚えること。文法がわかると長文も読めるようになっていきます。
2. 数学・物理・化学の教科書は受験勉強でも引き続き使用しました。問題集などから得た新しい知識や間違えやすい箇所は全て教科書に書き込みました。
-
【明治大学 理工学部 建築学科 を志望した理由】
元々アイドルの衣装やモノのデザインに興味があったことから、将来はデザインに関わる仕事がしたいと思っていました。そこから自分の好きなことを現実的に叶えられる職業は何だろうかと考えて、いまの建築学科に辿り着きました。私はこの学科で製図や外観デザインについて深く学んでいきたいです。
明治大学の気に入った点は、キャンパスが広く、スポーツが盛んなこと。文理両方の学部があるため、入部するサークルや体育同好会連合会によっては、文系の学生たちとも関わり合える点が魅力です。
私はオープンキャンパスには行きませんでした。コロナ禍であったことと、高3になると勉強時間が減ることになるので行きませんでした。友人たちの話を聞いていると、オープンキャンパスに行くことでモチベーションが向上し、受験勉強に頑張れる人たちがいたので、高2までに参加することをお勧めします。 -
【英語の勉強方法について】
学校で使われている教科書の予習をして授業を受けること。分からなかった文法や単語は次のテストまでに絶対に覚えるようにすること。この2点が大切だと思います。特に、文法が分かると長文も読めるようになるので、文法は念入りに勉強することをお勧めします。
英語の授業は大変役に立ちました。私はリスニングが苦手だったので、毎週リスニングの時間があったことはとても助かりました。さらに共通テストのリスニング対策として、問題集を2~3日に1回勉強するようにしていました。
その他、通学時間を利用して英単語(単語帳)を勉強していました。入試問題に頭文字から単語を連想する問題があったため、頭文字だけが見えるように単語帳を折って勉強することもしていました。長文は実際の入試問題を使った勉強をしていました。自分のレベルに合った入試問題を10月ぐらいまで解き、11月からは第一志望校の過去問を解くことが多かったと思います。癖のある問題を出す大学の場合は、数をこなすこと、慣れることが大切なので早めに取り組みましょう。 -
【他の科目の勉強方法や、スランプ脱出法について】
本格的に受験勉強を始めたのは高3の4月からでした。学習計画は夏以前と夏以降の二つに分けました。私の場合、役に立った教材は授業で使用していた「教科書」です。特に、数学・物理・化学の教科書は簡潔にまとめられており、勉強し易かったです。受験に対応できる内容であったため、受験勉強でも長く使用しました。「物理」と「化学」は高3の夏休みまでにセミナーの基礎問題と苦手な分野の発展問題が終わるように目標を設定して勉強しました。
オリジナルな勉強法としては、学校の授業や問題集から新しく得た知識と間違えやすい箇所など、それら全てを教科書に書き込んだことです。復習するときは教科書一冊に集中すればよいのでとても合理的でした。また、暗記するときは問題の答えを見ながら解き、全部覚えた後で、もう一度問題を解くようにしていました。まずは地道な勉強の繰り返しが大切だと思います。
先生方から、「模擬試験の成績はすぐに伸びるわけではない」と聞いていたので、その言葉を信じて、結果が悪くても諦めないで勉強を続けました。友人たちも成績が伸び悩んでいたので、お互いに愚痴を言いながらも励まし合いました。友人たちの応援は心の支えになります。そして、自分自身を信じて頑張ることが大事です。 -
【恵泉の思い出について。後輩のみなさんへ】
恵泉の良いところは課外活動や有志イベントが多いことです。他の学校では体験できないことや自分からはやろうと思わないことを経験することができました。
恵泉の6年間で自分を褒めてあげたいことは、部活動を最後まで続けたこと、高校生になってからは自分の意思で、学校の定期テストに向けて勉強を頑張るようになったことの二つです。自分のことを自分で判断し、実行することは当たり前のことですが、目標を実現することは難しいです。もし、自分の目標を実現できたのであれば、どんな小さなことでも自分を褒めてあげてよいと思います。
恵泉の6年間の思い出の第3位は「修養会」です。自分と向き合う時間をもてたことは貴重な体験となりました。普段は話さない自分の内面や将来への不安を語り合うことで、参加者たちと気持ちが通じ合い、恵泉生が持つお互いを尊重する心を実感することができました。第2位は「部活の合宿」です。部活の合宿では朝練もあり、体力がなかった私からすると大変な毎日でした。しかし、みんなと夜更かしをしたこと、朝から夜まで一緒に過ごせたことはとても良い思い出となりました。そして、第1位は「恵泉デー」です。
コロナ禍、やりたいことが思った通りにできないことも多いと思いますが、できないことにばかりに目を向けるのではなく、制限内で可能なこと、やらねばならないことに全力を尽くしてほしいです。後輩のみなさんが楽しく、充実した日々を過ごせることを祈っています。