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大学合格体験談

A.Kさん 慶應義塾大学 法学部 政治学科

2023/06/21

1.苦手科目の場合、好きな教材をひとつ選択し、新しい知識や分からなかったことを書き込んでいきます。必要な知識が一冊に凝縮しているので、復習がし易くなります。受験直前にも力を発揮してくれるでしょう。
2.スランプに陥っても勉強を継続しましょう。少しの時間でも構いません。私は「自習室」を活用して、ヤル気モードのスイッチが入るようにしました。

  1. 【慶應義塾大学 法学部 政治学科 を志望した理由】
    私が法学部を目指そうと考えたのは高1のときでした。学校から配布された進路関係の本を読み、「法学部」の存在を知りました。社会全般について興味を持っていた私は、法律とその仕組みが社会の枠組みを構成していると考え、法律を学ぶことによって、社会についての理解を深めたいと思いました。学科を決めたのは出願のときですが、法曹の道に進む気持ちはなかったので、人間社会と密接な「政治学科」を志望しました。また、慶大を志望した理由は2つあります。①せっかく受験するのなら、いまの自分の力では簡単に手の届かない大学を目指したいと思ったこと。②大勢の優秀な先生や学生たちから、たくさんの刺激をもらいながら充実した学生生活を過ごしたいと思ったからです。
    高3になる前に、志望校が決まっていないと、目標を持たずに受験勉強を開始することになります。目標の有無によって、勉強に対する真剣さは大きく違いが生じるでしょう。実際、第一志望校に合格できた友人たちは、高3の春には志望校が決まっていた人ばかりでした。よって、時間的に余裕がある高1~2年生の間に、多くのオープンキャンパスに参加することをお勧めします。実際に大学訪問をすると、大学のイメージが大きく変わり、志望するきっかけになるものです。
  2. 【英語の勉強方法について】
    英語の基礎力を身に付けるためには、中学生からの蓄積が大切です。私は中学時代の勉強時間が不足していたためか、高3の春になっても、英文法がわからない状況でした。運が良いことに、模試や学校のテストでは悪くない点数が取れていたので、怠けてしまったのだと思います。そこで、高3の1学期を利用して、英文法のマスターに全力を傾けました。主に使用した教材は、「英語標準問題1100」と「頻出英文法・語法問題1000」です。一冊目は4~7月にかけて3周し、二冊目は7~8月にかけて2周しました。9月からは本格的な入試対策を始めなくてはならなかったので、文法にかけられる時間が足りなかったというのが本音です。だから、中学からコツコツと知識を増やしておくことが大切だとお伝えしたいです。つまり、学校の授業を大切にしてほしいと思います。
    共通テスト対策は、学校の授業で全て済ませていました。リスニング対策やリーディング対策をしっかりと行っていただけたので、十分に対応することができました。長文対策は一週間に3つ読むようにして、速読力の維持を心掛けていました。12月からは志望校の過去問を演習に使い、形式に慣れるようにしました。
  3. 【苦手科目の克服方法とスランプ脱出法について】
    私が最も苦戦した教科は「世界史」でした。最後まで点数が伸びず、不安材料となりました。最終的に克服できた理由は、①学校の先生の授業がとても面白く、世界史を嫌いにならなかったこと、②学校の先生方が色々と相談に乗って下さったためだと思います。苦手科目ほど、「どの教材を使えばよいのか」、「どのくらい勉強したらよいのか」など、いろいろなことを試してしまいます。そのため、いつまでも自分の勉強方法が確立できない状況が続いてしまいます。この点が良くないのです。私自身、世界史の勉強方法は9月くらいまで確立できませんでした。結局、私の場合、①好きな教材(世界史 一問一答)をひとつ選び、②新しいことやわからないことがあると、その内容を見直してから、選択した教材に書き込むという勉強方法を確立しました。普段使う教材をひとつに絞り、その一冊に全てが詰まっているので、復習がし易く、受験直前まで役立ちました。
    私は勉強が好きではなかったので、数日でも勉強をしない日があると、さらにやらなくなるだろうと思っていました。そのため、どれだけヤル気がない日でも、「自習室」に必ず行くようにしました。私は自習室に行くことで、気持ちを切り替えるようにしていたのです。たとえ、スランプに陥ったりしても、自分を奮い立たせて、1~2時間でもよいので勉強することが大切だと思います。努力を続ける以外に、点数を向上させる方法はないと思うのです。
  4. 【恵泉の思い出について。後輩のみなさんへ】
    恵泉の6年間で、最も思い出深いのは「体育祭」です。私の場合、高1以外は「体育部」に所属していました。クラス内には様々な考えを持つ人がいます。その中で、クラス練習を企画・実行していくことは大変でした。しかし、中3のときは練習の成果を発揮することができ、他のクラスよりも「大縄」を跳べたことは一生忘れません。また、体育祭を運営する立場になった高3のときは、予期しない出来事に対処しながら、行事を成功に導くことができ、大変良い経験となりました。その他、「ファームワーク」では、意外にも牛の世話が楽しく、恵泉でしかできない貴重な体験となりました。受験生になり、クラブ活動がなくなると、やりたくなかった練習や友達としゃべりながら帰ったことなど、全てのことが懐かしく感じられ、「クラブ活動」の存在の大きさにも気付かされました。
    最後に、後輩のみなさんには、いろいろなことを積極的に挑戦して、全力で楽しんで欲しいと思います。どんな些細なことでも、一生懸命にやると、学校を卒業するときには、「キラキラした思い出」となるからです。また、高校生になると、進路について悩むと思いますが、周りに左右されることなく、自分が納得できる道を選んでほしいと思います。それが頑張れる力となります。