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大学合格体験談

M . Nさん 早稲田大学 文化構想学部

2021/08/04

1.英語の基礎力を身に付けるには、日々の学校の授業を大切にすることです。具体的には、予習・復習・宿題・小テストに真面目に向き合うことが大事です。特に、憧れの大学に挑戦する気持ちを持つと、学校の授業に対する姿勢が変わり、勉強の質が変わることでしょう。
2.学校の学びを全て大切にしてください。授業や行事、部活・課外活動などに全力で向き合ってください。自分のやるべきこと、自分のやりたいことを最後まで諦めないで挑戦していると、自分の進路も見えてくると思います。

  1. 【早稲田大学 文化構想学部 を志望した理由】
    私は様々なメディアやマスコミ関係に興味を持っていました。さらに、大学では特定の分野に限らず幅広い専門知識を学びたいと考えていました。そこで、早稲田大学のオープンキャンパスに参加したところ、文化構想学部では1年次で文化構想学の概略を学び、同時に学部以外の講義も幅広く選択できることを知りました。また、2年次からは、①多元文化論系、②複合文化論系、③表象・メディア論系、④文芸・ジャーナリズム論系、⑤現代人間論系、⑥社会構築論系の6つの論系から自分の興味がある論系を選択することができることも知り、高2の夏には志望校として決定し、受験勉強を開始しました。
    同大学のオープンキャンパスに参加したときに感じたことは、①たくさんの学生に出会えるワクワク感、②キャンパスの圧倒的開放感、③多くの講義科目を用意してくれる期待感です。大学全体の魅力に強く惹かれたと言えるでしょう。

  2. 【英語の勉強方法について】
    英語の基礎力を身に付けるには、日々の学校の授業を大切にすること。具体的には、①予習を念入りに勉強すること、②宿題をきっちりと提出すること、③小テストに向けて勉強をすることです。毎日英語に触れることが重要だと思います。学校の授業以外のことをする余裕はないと思います。
    学校の授業で使用した教材はとても役に立ちました。英文法は、「Evergreen」(文法の説明が丁寧)と「Power Stage」(入試の頻出項目を厳選)を繰り返し勉強すれば、十分な知識が得られるはずです。また、高3になると大学入試を意識した授業が増えますが、授業で長文をたくさん読めたことはとても助かりました。長文読解はひとりで勉強するのは苦しいので、学校の授業を中心すれば、みんなと頑張ることになり、気持ちが多少楽になります。
    その他、受験対策としては、単語テストの勉強を毎日欠かさずにやり、テストで満点近くとれるように頑張りました。また、ヒアリングはいろいろな教材にリスニング問題が用意されているので、それらを利用するとよいでしょう。

  3. 【入試対策のアドバイス、苦手科目の克服法について】
    私は指定校推薦を利用することができました。そのためには、日々の学校生活に向き合う姿勢がとても大切だと思います。まずは、毎日の授業を大切にすることです。具体的には、予習・復習・宿題・小テストに集中することです。当然のことですが、学校で学ぶ科目数は多いので、全ての科目で実行することはとても難しいでしょう。しかし、大学のオープンキャンパスに参加して、憧れの大学を見つけると、「進学=受験」を意識するようになります。私の場合、高1の頃から受験方法のひとつとして指定校推薦も考えるようになりました。そうなると、自然に、学校の定期試験が気になり始め、定期試験の3~4週間前から念入りに勉強するようになりました。さらに、試験後は不正解だった問題や勉強方法の改善など、自然に勉強の質が高まっていきました。憧れの大学に挑戦する気持ちを持つと、その後の学校生活、特に、授業に対する姿勢が良い方向に変わり、良い結果を期待できるようになると思います。
    私は国語が苦手でした。そこで、読解法の基本から学べる問題集を何度も読み返しました。さらに、毎日問題を解くことによって、問題に慣れるようにしました。苦手科目の克服には時間が必要ですが、焦ることは禁物です。先生や同級生のアドバイスから、自分に合った勉強方法を見つけてください。そして、辛いときには、「志望校のキャンパスツアーに参加する」、「大学のパンフレットを読む」などを試してください。モチベーションを回復させることができるでしょう。

  4. 【恵泉の思い出は? 6年間を振り返って。後輩のみなさんへ】
    恵泉の良いところは、生徒全員が優しく、常に他人のことを考えて行動することができる点です。これは学校自体が一人ひとりの個性を尊重してくれたおかげだと思います。私はこのような環境の中で6年間過ごしたことから、「もっと人の役に立てることがしたい」と思うようになりました。
    思い出の第1位は、役員として準備・実行した信和会。第2位は、昨年度の卒業式で、先輩のみなさんに送別の言葉を述べることができたこと。第3位は、高1の夏に体験できた短期留学プログラムです。どれも大変貴重な経験となりました。やりたいことを後悔せずにチャレンジできたことは幸せでした。
    後輩のみなさんに伝えたいことは、「学校の学びの全てを大切にしてほしい」ということです。学校の授業や行事、部活・課外活動などに全力で向き合ってほしいです。自分のやるべきこと、自分のやりたいことを最後まで諦めずに、挑戦してほしいです。そうすることで、自分の進路も見えてくると思います。頑張ったことで、意外な科目の勉強が楽しくなったり、小さなことが忘れられない思い出となったり、自分を褒めてあげられるようになります。ぜひ、残りの学校生活を無駄にしないようにしてください。