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大学合格体験談

H.Tさん 筑波大学 社会・国際学群

2021/04/29

1.英語の基礎力を身に付けるには「声を出すこと」。つまり、「音読」が英語の4技能をバランスよく、効率的に身に付けられる方法だと思います。
2.さらに、英語の能力を向上させるには、「多読」をすること。「読む・聞く」というインプットを増やすことが、「話す・書く」というアウトプットの源になると思います。まずはたくさんの短文を読んでみましょう。
3.小論文は、考えること・書くこと・発表することが多かった恵泉の6年間が役立ちました。結局、毎日の授業を大切にすることが合格の近道です。

  1. 【筑波大学 社会・国際学群 を志望した理由】
    志望校探しの際に重視したことは、①ひとり暮らしができること、②文理にかかわらず様々なことが学べて、何でも吸収できる教育システムを用意している大学であることの2点でした。私は社会学に興味を持っていたので、様々な分野の講義を履修できる大学が理想でした。(社会学自体が様々な学問領域にまたがっているため)多くの大学の中で、筑波大学の社会・国際学群は、私にとってベストな学校だと思い志望しました。
    筑波大学の良い点は、それほど学生数が多くなく、自然が豊かで広大なキャンパスを持っていること。居心地が良さそうな場所が多く、のびのびと研究できると感じました。今後は、何事にも積極的に学び、大学生活を満喫して、時間をかけて将来を決めていこうと思います。
  2. 【英語の勉強方法について】
    英語学習は「声を出すこと」が大切です。英語で求められる4技能をバランスよく効率的に習得するためには「音読」が必要だと思います。さらに、「音読を習慣化する」ことも大切になります。私は英単語を暗記するときも、文法を学習するときも、常に声を出すようにしました。全ての教科に通じることですが、暗記科目は「声に出すこと」が大切です。声に出せば、眠くなり難いし、自分の知識のレベルを常に確認することができます。基本中の基本だと思います。
    次に、恵泉でネイティブの先生と気軽に話せたことは、スピーキング力の向上につながりました。ネイティブの先生は英語が母語であるため、発音やスピードも本来の英語であり自然です。また、英語が母語である国の考え方や文化、風習も身に付けています。「はっきり意見を言う」ことや、「個人主義などの国民性を持っている」ことなど、私たち日本人との違いに気付かされ、とても勉強になりました。
    入試対策として、英語を英語で理解するように心がけると、入試でも、実践でも使える英語が身に付くと思います。そして、「多読」をすること。単語の勉強でも例文と一緒に理解することが大切です。私たちは英語が母語でないので、英語を習得するには、大量のインプットが不可欠です。空っぽの頭の中からは何も出すことはできません。まずは「読む・聞く」というインプットをたくさん積み上げて、「話す・書く」というアウトプットの準備をするべきだと思います。もし、英語が苦手ならば、まずは短文から慣れ親しんでいきましょう。
  3. 【国立大学の受験対策について】
    筑波大学の受験を決めたのは夏休みだったので、公募推薦対策は9月になってから始めました。公募推薦では「小論文」と「面接」が行われます。小論文対策のためには、①自分の文章力を把握することが大切です。まずは、様々なテーマや課題について、自分の考えを書いてみることです。②次に、読み手を説得することが大切です。自分の主張に説得力を持たせるためには幅広い知識が必要です。また、自分の言葉で表現する構成力も必要です。新聞や関連本などで知識を増やすことはもちろんですが、学校の授業を6年間きちんと学んだことが役立つと思います。恵泉では考えること、書くこと、発表することが多いので、6年間で培った教養と経験が役立ちました。合格の近道は直ぐ側にあるのです。③最後に、国語の先生に添削してもらえたことは本当に助かりました。「上手な文章を目指す」のではなく、「読む人が理解し易い、納得できる文章を書くこと」が大切です。
  4. 【勉強方法の工夫について】
    1週間ごと、1日ごとの計画を立てました。計画のポイントは、①「計画を立てても、その通りにはいかないこと」、②「苦手科な科目・単元は時間がかかること」の2点です。つまり、当初から余裕を持った計画を立てることが大切です。スタート自体を早くすることは学習計画に融通が利き、無理がありません。あとは、「計画通りにいかなくても気にしないこと」です。自分のペースで前進できればよいのです。
    また、全ての教科で原因・根本を理解するように心掛けました。ひとつの問題を解き終わってから、「その問題から他の問題にも使える考え方や根本的な原則はないか」を意識するようにしました。もしかすると、このような考え方が小論文や面接にも生かされたのかもしれません。
  5. 【後輩の皆さんへ】
    私は「コロナ禍の受験は大変で、私たちは運が悪い」とは思いませんでした。なぜならば、いつでもどこでも何らかの制約はあると思うからです。重要なのは、「制約の中で、いま何ができるか」だと思います。ステイホームをすることで嘆くのではなく、その期間をチャンスだと思い、「志望分野の関連本を1冊読む」、「英単語を1冊やりきる」という目標を持ってください。どの様なときでも、できることをすること、一歩前進することで心が落ち着くと思います。