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大学合格体験談

A.Cさん 早稲田大学 文化構想学部

2015/09/24

a.早めに基礎固めをすること。繰り返して確かな知識にすること。演習量を増やすこと。
b.辛くなったら受験生が大勢いる自習室へ。みんなが頑張る姿を見て「復活!」。

  1. RT【志望理由】
    オープンキャンパスに行ったのは高1の夏休みです。当時は早稲田大学に行けるとは思ってもみなかったので、もう少し偏差値の低いところをとりあえず第一志望校にしていました。また、その頃はどの学部に行きたいのかわからないような状況でもありました。高3の夏休みに再びオープンキャンパスに行き、改めて説明を聞いたところ「将来の夢が決まっていない人を歓迎する」と言われ、早稲田に行きたい、そして、文化構想学部で学びたいと強く思うようになりました。
  2. 英語の勉強方法
    高3の秋までは推薦受験を考えていたので、学校の授業を重視すること、つまり、英語の授業に集中することを心掛けていました。英単語は高2春休み(新高3)から始め、最終的にやり終えたのは7月末頃でした。長文対策では、市販の問題集を選び、1日1単元をペースに読みました。英語力を向上させるためには、英単語や長文を何度も繰り返すことが大切です。
    次に、私大の一般受験対策として、大学の過去問を多く解きました。個人の勉強では、赤本は4~5年分解いただけでしたが、塾の授業が過去問を解いて解説を聞くという「テストゼミ形式」だったので、過去問はかなりの量をやり終えたと思います。1人で勉強していたら、量はこなせなかったかもしれません。量をこなすことで長文に慣れ、大学の出題傾向も掴むことができました。
    私は私大の一般受験に絞っていたため、センター試験の英語は試験直前に出題型式と時間配分を掴むために1~2年分だけ解きました。
  3. 他主要科目の勉強法
    苦手科目は「現代文」でした。秋以降、現代文は毎日3題解くようにして、なんとか苦手科目から脱出しようと考えました。赤本と塾の勉強で問題量を多くこなすにつれて、出題者の意図がわかるようになりました。また、重要な現代用語や間違えやすい漢字は、センター試験までにひと通りやっておくとよいと思います。
    「世界史」は、夏休み中に一問一答を何回か繰り返し勉強しておくと、基礎知識が固まり、夏以降の他教科を含めた学習計画が楽になります。なぜならば、秋以降になると過去問などの演習問題を多く解くことになり、世界史などの単語を覚えている暇がなくなるからです。12月以降では世界史用語集に掲載されている単語の中で、知らない単語(滅多に出題されない単語)をなくすように努力していました。
  4. スランプ克服法
    集中できない時は思いきってコンサートに行ったり、家でゆっくり休んだりするとよいでしょう。しかし、受験直前期(冬)になると、集中できないことで焦りが生じたり、休むことに罪悪感を持ったりするようになります。そのようなとき、私は家でだらけているよりも、塾でだらけていようと思い、塾の自習室でスピードを落としながら勉強をしていました。自習室にいると、同じ境遇にいる受験生の姿を見ることになり、その頑張っている姿を見ているうちに、「私も頑張る!」という気持を次第に取り戻すことができました。辛いのは自分だけではないことがわかると、冷静になり始め、落ち着いて勉強をすることができました。
  5. 恵泉女学園の魅力
    恵泉の良い点は、メディアセンターの自習スペースが充実していたことです。高校生になれば、6年生に混じって勉強することができ、モチベーションが大いに上がりました。また、受験間近になっても、学校のゆったりとした雰囲気が自分の気持ちを和ませてくれたので、とても良かったと思っています。
  6. 後輩へアドバイス
    中学生のときはたくさん遊んでおいてください。その方が、高校生になってから、気持ちの切り替えがスムーズにできると思います。高校生になったら学校のテストに真剣に取り組み、わからないことがなくなるまで追求して下さい。そうするだけで、学力の向上を実感することができると思います。そして、受験勉強は辛いものと決め付けず、「新しい知識を身に付けられる」という楽しさがあることも忘れないで欲しいと思います。