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大学合格体験談

S.Sさん 慶応義塾大学 文学部 人文社会学科

2019/08/28

1.大学入試の英語には中学までの基礎力が不可欠です。文法は中学レベルから総復習することが最重要になります。頑丈な土台が築かれれば難関校の英作文にも十分に立ち向かえます。
2.「行動が自分の道を切り開く」ことを心に留めてください。失敗を恐れずに、様々な経験をすることによって、自分の歩むべき道が見えてくるでしょう。

  1. S.Sさん 慶応義塾大学 文学部 人文社会学科【慶応義塾大学 文学部 人文社会学科 を志望した理由】
    私が慶応義塾大学・文学部・人文社会学科を選んだのは、「自分が何者なのか」を追究したいと考えたからです。きっかけは受験勉強の小論文対策で、課題として出題される哲学者たちの数々の言葉に感銘を受けたことでした。現代社会では、科学や技術をはじめ多くの事柄を前進させようとしていますが、そんな今だからこそ、「『人間とは本来どのような存在なのか』といった学究が必要なのではないか」と考えるようになりました。大学の過去問を面白く感じたことによって、慶応義塾大学の文学部を選択することになりました。
  2. 【英語の勉強方法について】
    私が合格を手にした「慶応義塾大学 文学部 自主応募制推薦入試」の特徴は、他の推薦入試とは異なり、書類での選考に加え、実際に大学に赴き論文試験を受けることで合否が定まるという点にあります。そして、推薦入試と聞くと誰にでも応募資格が与えられているように思われるかもしれませんが、この入試制度は評定平均値及びこれまでの活動実績、英語資格など様々な条件を充たす必要があったため、高校生活を送る上では勉学にも校外活動にも積極的に取り組む必要がありました。そしてこの自主応募制推薦の試験問題には高いレベルでの論文力に加え、“高い水準の英語力”が求められることも特徴でした。
    英語に関して、試験問題になるのは主に10,000字にも及ぶ長い学術論文の数ヶ所を英語に翻訳するというものでした。扱われるのが学術論文ということもあり、試験に臨むには一般的な用語から専門的用語まで、幅広い単語力が求められました。また、もともと英語は得意科目でしたが、文法は中学レベルから総復習しました。まずは基礎力が大事だと考えたからです。同時に、学術的で堅苦しく感じる日本語文を“理解しやすい日本語文”に翻訳する練習をしました。この過程を踏むことで「英語への翻訳」がとても楽になったことを記憶しています。後は「演習量を増やすのみ」でした。志望大学はもちろんのこと、志望大学の出題傾向に類似した有名大学の過去問(英作文)にも取り組みました。英作文は、解答する難解な日本語を自身が理解できる易しい日本語に置き換える力と中学までの英語力を100%操れる力ことが大切だと思います。
    慶応義塾大学を受験したこともあり、英語の他に力を注がなければならないのは前にも述べた通り「論文対策」です。慶大の場合、最も必要なのは長文を読み解く、高度な読解力です。私は現代文の成績が特別良好ではなかったので、最初は高度で学術的な長文を読み進めるだけで疲れ果ててしまう状態でした。こうしたことを克服すべく私は週一回過去問を解き、過去問から得られた知識をノートにまとめるなどといった学習方法を繰り返し2年間行い続けました。読解の地道なルーティン作業(助詞に注目、接続詞を確認など)を自然にできるようになると、筆者の論旨を徐々に理解できるようになります。
  3. 【スランプの克服方法について】
    私は模擬試験の結果で一喜一憂することはありませんでした。もちろん結果に興味がなかったわけではありません。受験までのプロセスのひとつとして、判定結果を客観的に分析することが大切だと考えていました。まずは苦手な分野がどこなのかを落ち着いて受け入れることです。
    しかし、常に落ち着いて冷静にいることは難しく、私にもスランプの時期がありました。入試の結果が発表されるたびに一喜一憂し、学習意欲が皆無になったことがあります。そのようなとき、私を支えてくれたのは同じ境遇にある友人たちでした。友人関係は受験期になると疎遠になりがちですが、このようなときこそ人間関係を大切にするべきだと思います。
  4. 【6年間を振り返って】
    中学3年次に参加した有志行事の「カワヨワークショップ」では都会から離れ、青森県で多くの自然と動物たちに触れ合うことができました。中でも「鶏の解体」は、私たちにとって必要不可欠な食物は、多くの犠牲によって支えられていることを実感し、食に対する感謝の気持ちが芽生える貴重な体験となりました。
    その他、長い時間を共に過ごしてきた友人たちの存在に改めて感謝する機会となったオリエンテーションキャンプなど、自分の考えを大きく広げてくれる機会に恵まれた6年間でした。数々の素晴らしい体験をさせていただいた恵泉に感謝したいと思います。
  5. 【後輩のみなさんへ】
    上記のように、学校から与えられたチャンスを最大限に使い切って欲しいと思います。失敗することを恐れずに、若者らしく突き進んでほしいと思います。様々な経験を積み重ねるうちに、自分が歩むべき道が必ず見えてきます。「行動が自分の道を切り開く」ことを記憶に留めて下さい。
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