進路・進学
トップページ > 進路・進学 > 大学合格体験談 > H.Mさん 明治大学 農学部 農芸化学科

大学合格体験談

H.Mさん 明治大学 農学部 農芸化学科

2015/08/24

a.英語力は中1からの積み重ねが全て。“いま”目の前にある授業を大切にすること。
b.恵泉の魅力は、自発的な行動が必要となる機会が多く、生徒の自主性が育つこと。

  1. HM【志望理由】
    父方の祖父母は農家で有機農業を行っており、幼い頃から遊びに行っていました。虫採りやタケノコ堀り、畑の収穫を手伝っているうちに農業の魅力を知るようになりました。また、有機農法はとても手間やお金がかかりますが、祖父母はおいしい野菜や果物を懸命につくろうとしていました。そんな2人の姿を見て、私もそのような生き方をしたいと強く思うようになりました。そこで、農学部を志望したのです。
    高1の夏休みから大学のオープンキャンパスに参加しました。高2になると学校生活が忙しくなるので、早めに大学のリサーチをしておくと焦ることが少ないです。大学のオープンキャンパスに参加したときには、在校生に直接話しを聞いたり、研究室や図書館を実際に見せてもらったりして下さい。とにかく、外見だけで判断しないことが大切です。4年間通う大学なので下見は充分にする必要があります。私の場合、高2では第一志望校を決定し、高3の夏には学科を決定しました。志望校を早く決定すると、受験勉強も必然的に早く突入することができます。
  2. 英語の勉強方法
    私は長文が苦手だったので、学校の長文講座(放課後講座)を利用し、さらに、夏休みには長文の問題集を2冊やり終えました。初めはやさしい問題から始めて、徐々に難しい問題に移行していくことがポイントです。そして、長文はできるだけ毎日読み、音読することをお勧めします。音読の効能は、英語で意味を読解できるようになれること、自分がわからない文の構造を発見することができることです。その他、長文を読むスピードを速くするためには、英単語や語彙力を身に付けることが必要です。そのためには、学校の授業を大切にして、学校の小テストも手を抜かずコツコツ勉強することが最も効果的です。とにかく、英語力は急に伸びることはありません。中1からの積み重ねがしっかりしていないと、受験期になって慌てて勉強をしても、学力の向上は望めません。“いま”の授業を大切にして下さい。
    その他、私は大学受験を通して、英語の長文を解くには、文法や語彙力の他に、国語力や一般常識、学部に関連する基本知識も必要と気付きました。例えば、国公立の試験問題では、日本語訳や要約、説明問題が多く、英文の内容がわかったとしても、要点をまとめる力がなければ得点できません。つまり、国語力が必要となります。また、出題される長文は学部に関わる英文も多く、学部に関連する基礎知識を知っていると、その内容を掴み易いと思いました。受験生は多くの本を読んでいる暇はないので、新聞のタイトルやリード文を読んでおくとよいでしょう。
  3. 他主要科目の勉強法
    私は国公立志望だったので、多くの科目を勉強する必要がありました。中でも「国語」がとても苦手だったので、早めに国語の先生に相談をしました。現代文は学校の授業を中心に、「先生がどういう考え方で」、「どこから答えを導き出したのか」、「どういうまとめ方をしたのか」の3点について注意を払いました。つまり、答えの出し方を学ぼうとしたのです。
    「漢文・古文」は問題集を買い、夏休みに週1ぐらいのペースで勉強しました。漢文は句形を重視して勉強し、古文は「さくらさく古文単語」を3~4回繰り返して、単語を徹底的に理解しました。
    「数学Ⅲ」は、1年間で仕上げなくてはならないので、特に重点を置いて勉強するように計画しました。数学は「なぜ?」「どうして?」を重視しながら解法を読むことが大切です。曖昧なままで勉強を止めてしまうと、基礎力はもちろんのこと、応用問題などの難しい問題は全く解けません。数学も英語と同じで、基礎から根気強く取り組む必要があります。
  4. スランプ克服法
    私は精神的に非常に弱く、直ぐに落ち込んだり、沈んだりしてしまいます。しかし、高3になるとテストや模擬試験を受ける回数が増え、毎回落ち込んでいる暇はなく、落ち込む時間が無駄と考えるようになりました。同時に、1人で問題を抱え込んでも解決できる可能性は低く、他人の意見を取り入れれば、自分の課題を突破できるかもしれないと思うようになり、家族や先生、友達に相談するようになりました。
    私は「現役生は10月頃から伸び始める」と聞いていましたが、私の成績はなかなか伸びませんでした。他人と比べて自分は伸びていないと感じることが多く、不安になったり、勉強に手がつかなくなったりします。しかし、他人と比べても何も得ることがないと気付きました。悩んでいる時間がもったいないと考え、前向きな気持ちを持つようにするため、「自分を信じろ、やがて出来るようになる!」、「努力すれば、結果は必ず付いてくる!」と自分で自分を言い聞かせていました。
  5. 恵泉女学園の魅力
    恵泉の魅力は、高校生になると自発的に活動する機会が増え、生徒の自主性が育つことです。私は人見知りが激しく、人前に出ることは苦手でした。しかし、生徒委員になると人前に立つ機会が増えたり、自ら被災地の募金活動をしたり、商品の注文から販売までを行ったりしているうちに、人前で発表することが嫌ではなくなりました。
    また、ひとつの仕事をこなして自信がつくと、どんどん積極性が生まれ、やりたいと思えることが増えました。見学旅行委員や修養会委員を務め、その仕事内容により、得られた能力はそれぞれ異なり、全てが自分の自信につながりました。
  6. 後輩へアドバイス
    出来ること、やりたいことは、必ずやってください。私は失敗や後悔の繰り返しで、辛い、辞めたいと思うこともありました。しかし、やり抜いたからこそ、得られたものがたくさんあり、今の自分があると思うのです。ですから、後輩の皆さんには、積極的な行動をお勧めします。
    成績が良くても志望大学に必ず合格するという保証はありません。ですから、始めから「自分には出来ない、諦める」と思う必要はないのです。努力していれば道は開けます。運悪く失敗したとしても、必ず成長することが出来ます。自分を信じて、時には人に頼りながら、大学受験を乗り切って欲しいと思います。