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大学合格体験談

Y.T.さん 昭和大学 歯学部 歯学科

2019/07/18

1.英語の基礎力は、単元ごとの小テストをさぼらないこと。定期テストまでに各単元をきちんと復習すること。この当たり前のことで基礎力は大丈夫です。
2.長い受験勉強を乗り切るには、毎日の小さな目標をクリアすること。いきなり大きな目標に向かって突き進むと、ゴールが見えないので、焦りが生じます。

  1. ao【昭和大学 歯学部 歯学科 を志望した理由】
    歯学部歯学科を選んだのは、近親者に歯科医師がいて、「歯科医」という仕事が大変身近であり、また、幼い頃から人体に興味があったからです。
    昭和大学を志望した理由は2点。ひとつは、歯学を学べる大学は単科大学が多いのですが、昭和大学は医療系総合大学なので、医・歯・薬・保健医療学部が連携した「チーム医療」を学べる点が魅力だったこと。もうひとつは、1年次は全学部が富士吉田で「寮生活」をするので、貴重な体験ができると考えたからです。
    大学の「入試説明会」にも足を運びました。学校案内パンフレットには掲載されていない入試情報や生のキャンパス情報を直接聞くことができます。受験する学校を早めに決定し、オープンキャンパスばかりでなく、入試説明会にも参加してください。
  2. 【英語の勉強方法について】
    どんな科目も同じですが、まずは基礎力をつけなければ始まりません。英語の場合、学校の勉強をしっかりすることがとても大切だと思います。単元ごとの小テストをさぼらないこと。定期テストまでに各単元をちゃんとできるように復習すること、この当たり前のことが、後で必ず役立ちます。
    英単語の勉強は不可欠です。しかし、私の場合、情報量の多い単語帳を覚えるのが苦手だったので、利用したのは「ターゲット」でした。同時に、「Next Stage」も勉強すると英語の土台を固められます。それらは何回も繰り返しました。また、受験では長文読解を克服することも大切です。学校の授業と夏期・冬期にだけ利用した塾の授業を中心にして勉強をしました。勉強が進むと、「過去問」に取り掛かりますが、志望大学の出題傾向を掴み、時間配分の感覚を養うために3回以上繰り返しました。
    試験前日は何をしたらよいのか分からなかったので、教科ごとに過去問をランダムに選び、最後の仕上げのつもりで解き直しました。何度も勉強した問題なので、自分を安心させる効果があったと思います。
    勉強計画のアドバイスとして、大きな目標を立てたら、逆算して小さな目標を立てます。そして、焦らずに、確実に、少しずつクリアしていくと良いと思います。いきなり大きな目標に向かって突き進むと、なかなか目標にたどり着かないので、焦りが生じて、モチベーションが低下してしまいます。小さな目標をクリアすると、達成感が毎日得られるので、長期間の勉強には良い方法だと思います。直ぐに成果を求めないでください。
  3. 【「公募入試」の対策方法について】
    昭和大学の「公募入試」を受験しようと決めたのは、高3の夏休み明けだったので、そこから急ピッチで準備を開始しました。学科で点数が取れないと、面接の評価対象にもならないとわかったので、学科メインで勉強をしました。
    また、学校の先生方に早めに相談したことで、「小論文対策」や「面接対策」などに力を貸していただきました。医療系の面接では、「人と接することができるか」、「どのようなコミュニケーションを図るのか」などをみられるため、「笑顔でハキハキと回答する」ことはサクセスポイントだと思います。
  4. 【6年間を振り返って】
    恵泉の魅力は、先生や友達がフレンドリーで、アットホームな雰囲気を醸し出している点です。先生と生徒の距離感が近いので、先生には相談しやすく、親身になっていろいろと考えてくださる先生ばかりだったので、本当に感謝しています。また、高3のクラスは、仲の良いクラスメイトばかりで、「このクラスで良かった」と本当に思っています。先生もクラスメイトも大好きです。
  5. 【後輩のみなさんへ】
    自分のヤル気がとても大切です。その真剣さは先生や先輩にも伝わり、親身になって回答してくれます。質問から得た貴重な知識が受験に対するモチベーションを高め、さらには具体的な目標設定や無理のない実行計画を立てることができるようになります。志望校を決め、多くの方に相談することが、同時に“受験宣言”をすることになり、“本気度が100%”になります。これらのことによって、日々のモチベーションを保つことができるのだと思います。また、地味ですが、小さな努力がとても大切です。目標に向かって、焦らずにコツコツと努力をしてください。私達はいつでも皆さんを応援しています。