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大学合格体験談

K.Mさん 青山学院大学 国際政治学部 経済学科

2019/05/08

1.成功の近道は、「日々の授業と予習・復習を欠かさない」こと。
2.英語の教材は、「手・口・耳」を用いて何度も繰り返すこと。

  1. 【青山学院大学 国際政治学部 経済学科を志望した理由】
    もともと経済や政治などに興味を持っていたこと。
    また、恵泉の授業を通して英語が得意科目であったこと。この2点から、いくつかの大学のパンフレットを調べたところ、進学先の青山学院大学・国際政治学部・経済学科では、「経済に関する授業を英語で受講できる」という特色があり、自分の関心と強みに一番合致していたので志望しました。その他、キャンパスの施設・設備や語学学習のシステムが整っており、さらに就職サポートが手厚い点が気に入りました。オープンキャンパスには高2の夏に参加しました。オープンキャンパスでは、模擬授業を欠かさずに受講しました。自分の関心の幅を拡げられるのではないか、或いは、何か新しい発見できるのではないかと思ったからです。志望校の決定時期は高3の春。目標を持って受験勉強を開始することができました。
  2. 【英語の勉強方法について】
    英語の力を身に付けるには、基本がとても大切だと思います。そのためには学校の教材を「手・口・耳」を用いて何度も繰り返すこと。毎日少しずつ勉強して、体に染み込ませることが重要です。そのためには、日々の授業を大切にして下さい。
    学校の授業で役に立ったのは、「英語会話」です。私の場合、当初はリスニングの問題で得点することができませんでした。しかし、英語会話の授業を受けることで、「どこを集中的に聞くのか」、「メモの取り方」、「会話でよく使われる表現・単語」などを教わるうちに、リスニング力を伸ばすことができました。
    受験勉強の開始は高2からです。最初はスローペースで、英語の長文は1週間に2題と決めて解いていました。長文を解き終わった後は、音読をしっかりすることが大切です。英語は毎日勉強しないと、「読むこと」や「聞くこと」が衰えてしまうような気がしたので、忙しいときはわずかな時間でもよいので、勉強するようにしてください。当たり前かもしれませんが、「英語は毎日勉強する」こと。これもオリジナルな勉強方法のひとつではないでしょうか。
  3. 【スランプに陥ったときの克服方法について】
    模擬試験の判定が悪かったとき、悔しさを強く感じました。「どこができなかったのかをハッキリさせること」、「次回までに何をするべきかを真剣に考えること」の2点で、悔しさは少し和らぎました。また、「できなかったことをそのままにすることが最も悪いこと、最も不安を大きくする」と、肝に銘じてほしいと思います。
    私がスランプに陥ったときは、経験上、「教材が簡単すぎるか」、「難しすぎるか」のどちらかでした。このようなときは、自分のレベルを把握するよい機会だと考えました。スランプに陥ったときは、現在の状況を素直に受け入れて、別の角度から前向きに捉えるようにすると、気持ちが楽になれると思います。
  4. 【恵泉はどんな学校でしたか?】
    恵泉の良い点は、校舎が綺麗なこと、勉強に取り組みやすい環境(メディアセンター、進路指導室など)が整えられていること、先生と生徒の距離が近いので質問がし易いこと、しかも自分に理解しやすいように教えてくれること、などです。
    恵泉の思い出は、オペレッタクラブを5年間休まずに活動できたこと。文化系の中では、オペレッタクラブはかなりの体力を必要とする部活だと思うので、続けられたことだけでも「自信」となりました。また、5年生の恵泉デーの公演では主要な役を務めさせていただき、1シーンごとに試行錯誤しながら、部員みんなで創り上げていった経験は忘れられません。ひとつの舞台を創り上げる苦悩を部員と分かち合ったことによって、受験期の苦しいときには、仲間たちと互いに支え合うことができました。受験を通して、お互いの成長を実感することになったのです。
    最後に、「学力の土台づくりは授業」です。基礎力がなければ難度の高い問題を解くことはできず、難関校に合格することはできません。日々の授業とその予習・復習を欠かさないこと。それが成功の近道です。