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大学合格体験談

S.Oさん 国際教養大学 国際教養学部

2018/07/15

1年生のときは英語が大嫌いでした。
そんな私が高校生になると、「ユリーカのホームステイプログラム」や
「スピーチコンテスト」、「中期留学」に参加するほどの「英語好き」に!
辛抱強く英語の楽しさを教えていただいた先生方のおかげです‼

  1. 【国際教養大学 国際教養学部 を志望した理由】
    将来、私は英語の教師になりたいと考えています。そのためには、英語の教員免許が取得できる大学だけを探せばよいのですが、私は英語の教師になった際、英語を教えるだけでなく、授業で取り上げた社会的なテーマを拡げて、様々なことを生徒に教えてあげたいのです。つまり、世界情勢から科学的なことまで、国内外で起こっていることを英語の授業で活かしたいと考えています。そのためには、大学で幅広い教養を学ぶ必要があると思いました。その願いを叶えてくれるのが、「国際教養学部」でした。
    国際教養大学(AIU)を志望した理由は、留学しなければ卒業ができなかったり、たくさんの課題が与えられたりと、「卒業するのが難しい大学」として有名だからです。私は両親からたくさんのお金を投資してもらっているので、両親の期待に報いるためにも、内外の厳しい環境でもまれて大きく成長したいと思い、AIUの進学がベストだと考えました。
  2. 【英語の勉強方法について】
    とにかく、学校の授業を真面目に受けることだと思います。恵泉の英語はレベルが高いので、学校と塾の両方の勉強が疎かになるなら、学校の授業に絞ったほうがよいと思います。授業に全力で打ち込めば基礎学力から発展まで、十分に身に付けることができます。実際、私がそうでした。
    受験に役立った授業は、6年生の「英語演習」です。センター試験の演習と過去問を解くことができたので、効率的に勉強することができました。その他、AIUの過去問を解き、先生に添削していただきました。何度も書き直して、もう一度添削をしていただくというように、私が納得するまで一緒に過去問に取り組んでくれた先生に大変感謝しています。
    オリジナルな勉強方法ではありませんが、単語の知識は英文を書く上で必須だと思います。その際、わからなかった単語を一冊のメモ帳にまとめ、常に持ち歩いて隙間時間に勉強するようにしました。また、自分の考えを英文で書くためには、多くの経験や知識があると有利です。多くの本を読んで、自分の考えをまとめ続けていると、文章力が徐々に向上していくでしょう。
  3. 【他の科目の勉強方法や苦手科目の克服方法について】
    どの科目も、無理をせず、自分のペースで毎日勉強することが、最も効果的だと思います。英語ならば、週に3題の長文を読み、1週間で完全マスターする。国語ならば、毎日欠かさず現代文か古文の問題を1題解くなど、自分の約束事を決めて勉強することをお勧めします。スランプに陥ったときでも、勉強から離れずに、少しでも問題を解く方がよいと思います。勉強から離れた分、プレッシャーが強くなってしまうからです。
    6年生の「日本史特講演習」はとても楽しかったです。プリントが整理されていて、先生はわかりやすく解説して下さりました。日本史を受験科目として選んでいない人も、日本人として知るべきことがわかるので、多くの生徒に聴いてもらいたい授業です。
  4. 【恵泉はどんな学校でしたか?】
    恵泉の魅力は「英語」です。「1年生のときに初めて英語に触れ、最初は英語が大嫌いで、勉強をしていませんでした。当然、補習のメンバーになったことが何度もありました。「先生方はこの補習でも丁寧に教えてくださり、私の英語に取り組む姿勢を少しずつ変えていただきました。高校生になると、「4年生の夏には「ユリーカのホームステイプログラム」、5年生では「スピーチコンテスト」、そして「中期留学」に積極的に参加するほど「英語好き」になっていました。このような英語のプログラムに積極的に参加するようになったのは、先生方から辛抱強く英語の楽しさを教えていただいたおかげだと思っています。また、恵泉には自分の興味や関心を拡げてくれる学習環境があったことも大変幸せでした。
  5. 【後輩のみなさんへ】
    私は後悔していることがひとつあります。それは有志の行事に積極的に参加しなかったことです。3年生以降は英語にしか興味がなく、英語のプログラムにしか参加しませんでした。いま振り返ると、他のことも経験することで、新たな知識や視点を得ることができたかもしれないと後悔しているのです。みなさんには、興味や関心がないことであっても、機会があればいろいろな行事に参加して欲しいと思います。自分の視野を大いに広げましょう。