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大学合格体験談

A.Tさん 早稲田大学 文化構想学部 文化構想学科

2018/04/20

後輩へのアドバイスは、「後悔しないように勉強すること」のひと言です。

  1. 【志望理由について】
    小さい頃からテレビや映画が大好きだったので、大学ではそれらを専門的に学び、自分の関心をより深めたいと思っていました。そのようなときに、早稲田大学の文化構想学部文化構想学科では、映画やテレビについて、作品だけでなく、様々な視点から学ぶことができ、豊富な情報から分析することができることを知ったので、「コレだ!」と思い、志望校のひとつにしました。
    早大のオープンキャンパスには、高校2年生の夏に参加しました。参加の動機は、文化構想学部で、本当に自分の希望することが学べるのかを確かめるためです。しかし、オープンキャンパスでは、早大特有の活気に圧倒されてしまい、さらに学生一人ひとりが眩しいほど輝いているように思えて、学部内容の魅力以上に、大学全体の魅力に強く惹かれてしまいました。
  2. 【英語の勉強方法について】
    英語の勉強は、基本がとても大切だと思います。まずは、授業で出された宿題は完ぺきにこなすことが第一歩です。覚えるように言われた英単語は、確実に覚えていくこと。貯めてしまうと嫌になってしまうので、日々覚えていくことをお勧めします。また、「テスト直し」も大切です。この作業を怠ってしまうと、自分に足りない部分がいつまでも補われることなく、点数につなげることができません。本番の大学受験で、後悔することにならないように、「常に、少しずつ、着実に前進すること」が、最も効果的な勉強方法だと思います。
    学校の授業で役に立ったのは、毎週実施された「英単語テスト」です。身に付けた語彙力の大部分は、間違いなくこのテストのお陰です。小テストだとバカにしないで、真剣な姿勢で臨んでください。事前準備をしないで、テストに臨んでも、何の力にもなりません。小テストであっても、しっかりとしたテスト準備をすれば、復習は簡単に済みます。その繰り返しの方が“楽”だと思います。
    初めのうちは、当たり前のことをすること。難しいことを考えずに、英単語を覚えることに集中してください。私の場合は、宿題や小テストだけでなく、自分で購入した英単語本を何回も繰り返し、豊富な知識にしました。また、模擬試験や学校のテストで間違えた部分は、ノートに書き出して、いつでも見返すことができるように持ち歩きましょう。このような誰でもできる基本的な勉強方法が最も効果的だと思います。
  3. 【苦手科目の克服方法について】
    私はどの科目も、勉強前に「今日は○○○をやる」という計画を立てないと何もできないタイプでした。計画を立てれば、自分が達成できたこと、達成できなかったことが見えてきて、その後の勉強を効率的に運ぶことができます。
    苦手科目もやり方は同じです。得意科目とは違い、無理のない計画を立てて、少しずつ歩むしか方法はありません。例えば、模擬試験で間違えた箇所や、なかなか覚えられない部分を付せんに書き込み、それを教科書(山川の日本史)にたくさん貼りつけて、自分専用の参考書のようにしました。自分の工夫次第で、教科書はとても使いやすい受験対策本になります。さらに、苦手な箇所だけを書いた「苦手ノート」をつくり、テスト前はこのノートを何度も見直しました。勉強時間を効率的に利用でき、「コレだけやれば大丈夫」と思うことができます。この方法は心の安定にも役立ちます。
    誰でもスランプに陥ることはあります。もし、苦手科目で悩んでしまったら、一人で抱え込むよりも、先生に何度も質問に行く方が解決は早いと思います。誰かと話すだけでも心が落ち着き、同時に気分転換にもなります。
  4. 【恵泉はどんな学校でしたか?】
    恵泉は一人ひとりの個性を尊重してくれるところ。居心地の良い場所でした。6年間、ありのままの自分で、伸び伸びと過ごさせてもらいました。
    思い出のベスト3は、「清里ファームワーク」と「最後のスポーツデー」、「見学旅行」です。①「清里ファームワーク」では、あんなに早起きしたのも、牛舎掃除したのも初めてで、大変疲れました。しかし、いままで感じたことのない達成感を味わうことができ、忘れられない想い出になりました。②「最後のスポーツデー」では、クラス競技でも、学年でも優勝できて、とてもうれしかったです。③「見学旅行」では、一度は訪れてみたいと思っていた三十三間堂の迫力に圧倒されました。美味しい物もたくさん食べることができたので大変幸せでした。
    後輩へのアドバイスは、「後悔しないように勉強すること」のひと言です。勉強することで身に付けられる忍耐力や精神力は、この先もずっと役に立つでしょう。卒業するときに、6年間を振り返って、「私は本当にエライ!」と自分で自分を褒めてあげられるようになって欲しいと思います。そして、勉強も大事ですが、たくさん遊んで、色々な経験をして、泣いて笑って、大いに青春してください。