校長ブログ
サイエンス・デー2023
2024/03/09
3月7日、中学生全員に向けて今年のサイエンス・デーが実施されました。これまで、3年生の探究実験や課外サイエンス・アドベンチャーの紹介、理系大学に進学した先輩からの体験談など、理系の学びに対して興味を引き出すねらいで実施してきたサイエンス・デーですが、今年度は東京理科大学との高大連携プログラムとして、理学部第一部数学科の大山口菜都美先生にご講演とワークショップをお願いしました。 普段聞きなれないトポロジーや結び目理論について解説していただく中で、輪にした紙テープのつなげ方で、半分に裂いた時の形状が変わること(メビウスの帯など)を体験したり、十字に貼った紙テープを二つの輪につなげてからそれぞれを半分に裂く時、思わぬ形が現れて不思議に思ったり。いつものフェロシップホールは、数学=数式という概念から離れた大変興味深いワークショップで、中学生のふしぎ発見の声で満たされました。来年度の理科大オープンキャンパスで、大山口先生の研究室をお訪ねすることを今から楽しみにしている3年生もいるようです。高大連携の学びの広がりに感謝です。