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校長ブログ
「東京ー祈りの輪」
2023/06/08
6月3日(土)の午後恵泉を会場として、「第14回 東京ー祈りの輪」の集いが持たれました。前日からの大雨で午前中休校になった学校も多い中、都内のキリスト教学校(プロテスタント)8校から約120名の生徒、教職員が共に集まり祈る時が与えられました。もともとこの集いは、東日本大震災で被災された方々を覚えて祈りを合わせる思いから始まったものです。コロナ禍で共に集うことが難しい時期もありましたが、今年久しぶりにキリストを土台とする学校で学ぶ生徒たちが集まって励まし合う姿に触れ、大きな希望に満たされました。今回は長引くロシアとウクライナの戦争で傷つく方々を覚えて、ウクライナの隣国ハンガリーに派遣されている川瀬弓弦宣教師からのビデオメッセージを皆で視聴し、私たちが平和を実現するために何ができるか、共に考え祈る時をもちました。川瀬宣教師のおつれあいはウクライナ出身のハンガリー人で、現在ご家族の住む街にも戦地から逃れてきた多くの難民の方々が生活しています。ビデオの中で川瀬宣教師は、「この軍事侵攻の背景には、長い歴史の中で地続きで紛争や独立を繰り返してきた国々の苦悩があり、どちらかの国が戦争に負ければ解決するというような簡単なものではない。小学校に通う娘たちがGoogle翻訳を使いながらウクライナから逃れてきた子供たちと対話し、仲間として受け入れようとしている姿勢に、真の平和をつくりだす意味を考えている。」と話されました。武力による破壊と脅威に日々さらされ苦しむ人々のところに、愛と赦しによる対話が和解への歩み寄りとなり、真の平和が一日も早く実現しますように!と祈ります。
「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」(マタイ18:20)
- 東京ー祈りの輪
- 在ハンガリー川瀬弓弦宣教師
- 祈りを合わせて
- 共に集い