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校長ブログ

Christmas is a Time of Giving

2022/11/28

教会では昨日からクリスマスを迎えるまでの4週間、待降節(アドヴェント)に入りました。今年は12月25日が日曜日に重なるので、私の教会では5本目に金色のロウソクを中央に配したクランツの1本目のロウソクに灯がともされました。恵泉では21日にクリスマス礼拝を守るので、教会よりも少し早く先週の月曜日に正門脇のクリスマスツリー点灯式を行いました。下校時にツリーの灯を見る時、極寒の冬を迎えているウクライナの方々を覚えて祈りを捧げています。

今年も恵泉のクリスマス活動は恵泉デー(11月3日)直後から始まっています。1年生が卒業生の働く団体の依頼で、世界の子供たちを支援する「クリスマス募金箱」の製作をお手伝いしました。2年生は保護者の方々をお迎えするクリスマス祝会での朗読劇や礼拝での英詩暗誦の練習を始めています。

11月16日には感謝祭礼拝を守り、コロナ禍でさらに厳しい状況にある女性を支援する矯風会の働きについてお話を伺いました。それぞれが持ち寄った果物やお米、缶詰などを講壇に飾り、礼拝後に子ども食堂や山谷まりあ食堂、やまばと学園などの施設にもお届けしました。

クリスマス活動勉強会では今年も16の福祉団体の先生方をお迎えし、子どもたちのこと、障がいをもつ方々のこと、高齢の方々のことなど、現場のお話を聴かせていただきました。12月22日には22か所の施設を有志生徒が訪問させていただき、手書きの年賀状やガーゼハンカチなど、生徒の手作り品をお届けする予定です。

私が恵泉の中学生だった時、英会話の授業で暗誦した英詩に” Christmas is a Time of Giving” というものがありましたが、「クリスマスは希望と喜び、愛を与える時です。」というフレーズで終わります。この季節は日頃私達が多くのものを与えられていること、何よりも神様の恵みと愛をいただいていることを覚えて、その喜びを周りの方々と分かち合う時です。イエス様のご降誕を心待ちにする待降節を大切に過ごしていきたいものです。