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校長ブログ

Wherever you are~どこにあっても

2022/05/25

先週の金曜日の夕べには、久々に校内でのイブニング説明会を開催することができました。2年前に長女が、そしてこの春に次女が恵泉を巣立っていかれた保護者から、6年間のそれぞれの体験を通して実感した恵泉の教育について語っていただく貴重な機会となりました。来場者からは、サッカークラブで文系志望の長女と園芸クラブで理系志望の次女というタイプの違う二人が、共に恵泉時代に良き友を得て、各々の賜物を大切に育んだ様子がリアルに伝わってきました、という嬉しい感想が数多く寄せられました。

また土曜日には、同窓会総会のために各年代の同窓生約170名がフェロシップホールに集い、私も久々に同期の友と再会して、懐かしい思いに満たされました。その後「ホームカミングデー」として、卒業生で作家の柚木麻子さんから、最新刊『らんたん』執筆の経緯と河井先生と一色ゆりさんのシスターフッド(キリスト教信仰による女性同士の連帯意識)について、二人の豊かな絆を連想させる講演を聴くことができました。

今週火曜日には、恵泉独自の団体である「恵泉会友の会」の年会も2年ぶりに実施されました。恵泉会友の会は恵泉会(保護者と教職員の会)のOB,OGで構成され、娘の卒業後も恵泉との関りを大切にして、恵泉の教育をお支えいただいています。恵泉女学園大学 学長の大日向雅美先生から「女性の生き方~咲く場所は自分で決める~」という題で、ご専門の発達心理学と母性の研究から、日本の女性が置かれている現状について、また恵泉大で学ぶ学生たちの声から、女子教育の大きな意義と希望に目覚めるお話しを伺うことができました。

「汝の光を輝かせ」という言葉を胸に恵泉を巣立った卒業生は皆、いつの時代も、どこにあっても、自分と周囲を共に輝かせる者として、その存在感を示していると確信する日々です。

アンネのバラ