校長ブログ
祈りと希望
2021/04/18
新年度のスタートから半月余りが経過しました。新型コロナウイルスは私たちの生活に大きな影響を及ぼし、イギリス由来と言われる変異株の蔓延も社会に不安を広げています。感染症対策ゆえに、様々な学校生活の制約を受けた昨年度でしたが、出来る限り通常の行事や生徒の活動を確保するために、細心の注意を払いながら日々の生活を始めています。
それぞれ進級した上級生たちは新入生の入学を心から歓迎し、信和会やクラブ・課外活動を活き活きと紹介しています。一人ひとりの表情に新年度の歩みへの希望が溢れています。私達の周囲には感染症という大きな不安材料がありますが、毎朝の礼拝から始まる恵泉生の日常には神様への信頼と祈り、そこから与えられる大きな平安と希望があります。生徒も教職員も共に神様の前に静まる礼拝の時間、毎日の授業、そして全ての学校生活を大切にし、丁寧に日々を過ごして参りましょう。
平和を求める祈り (女子パウロ会HPより)
神よ、わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに愛を、いさかいのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、疑惑のあるところに信仰を、
誤っているところに真理を、絶望のあるところに希望を、
闇に光を、悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。
慰められるよりは慰めることを、理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することを、わたしが求めますように。
わたしたちは、与えるから受け、ゆるすからゆるされ、
自分を捨てて死に、永遠のいのちをいただくのですから。