校長ブログ
クリスマス礼拝と祝会
昨日は午前中に高校のクリスマス礼拝が行われ、富士見聖書教会牧師で青山学院大学でも教鞭をとられている町田 俊之先生から、キリスト教絵画の解説を交えてお話を伺いました。天地創造と人間の創造に始まり、神との健全な関係の喪失としての罪(的外れ)とその贖いとしてのキリストの誕生まで、聖書理解の奥深さを見せていただく礼拝でした。
また、午後には中学校の礼拝で、田園江田教会の宗野 鏡子先生から「さあ、行こうベツレヘム!」と題して、力強く、温かなメッセージをいただきました。宗野先生は田園江田幼稚園の園長でもあられ、卒園児である高校生2名が懐かしい園長先生との再会を喜びました。中継で礼拝に参加された小学生とその保護者の方々には、受験期の様々な不安からしばし取り出され、共に生きるための恵泉での学びと礼拝について知っていただく良い機会となりました。礼拝ではハンドベルや聖歌隊の奉仕があり、全員合唱に代わるハレルヤに心で唱和しました。来年は全員で声高らかに賛美を捧げられることを願っています。
礼拝後に保護者を招待して行われた2年生の祝会では朗読劇が披露され、ハンドベル、オーケストラ、ギター、影絵とコーラスなど、学年全員がそれぞれの班に分かれて素晴らしい祝会を催してくれました。保護者の皆様だけでなく、私も4人目の博士の物語に涙が止まりませんでした。
新型コロナ感染症の大きな不安が世界中を包んでいる現在、支え合い、互いに励まし合って生きることの嬉しさ、力強さを思います。来る2021年に向けてパンデミックの早期終息と医療従事者や困難にある方々への励ましが豊かにありますように祈ります。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3:16)