
校長ブログ
恵泉祭に行きました

ハンドベルの演奏が行われたチャペル

花の写真、多肉植物の寄せ植え、ハチミツ
11月5日快晴。多摩にある恵泉女学園大学の恵泉祭に行きました。美しいチャペルでの礼拝の聖書箇所は、詩編127編7,8節でした。
7主がすべての災いを遠ざけて/あなたを見守り/あなたの魂を見守ってくださるように。
8あなたの出で立つのも帰るのも/主が見守ってくださるように。今も、そしてとこしえに。
奨励は、大日向大学学長によって「娘たちへ」と題して行われました。
礼拝の後、卒業後25年リユニオンの会に参加しました。短期大学英文科、短期大学園芸生活学科それぞれ41回卒業生と大学1回の卒業生の代表の方々からのスピーチを聴き、「個」が確立された生き方の例を示された思いでした。それは、今日の礼拝で読まれた聖句にある神さまの約束が、卒業後の25年間一人ひとりの人生に確かにあったという証でした。
その後、私はチャペルに戻り、ハンドベル演奏を待ちました。学生の音楽に対する真剣さは、奏でる音楽に現れます。曲想の異なる4曲を聴けて感謝でした。
強い西陽の中、幾つかの露店で恵泉ならではのお土産を買いました。花の写真、多肉植物の寄せ植え、ハチミツなどです。
ハチミツは、タイのカレン族の方々がハニーハンターとして得た貴重なものでした。学生たちは、フィールドスタディで、タイ北部の山岳地帯で生活しているカレン族との生活を通して、自然と共に生きるあり方を学んでいます。森の様々な花々から集められたハチミツは、収穫する時期やミツバチの巣のある場所によって、味や成分が異なるそうです。学生に透明度と収穫時期の異なる2つを選んでもらいました。一つは、2017年5月8日、木の高さ20mの所で収穫した濃い色のはちみつ、もう一つは2017年4月20日、15m、透き通ったものです。
別の場所で、タイのスープ(トムヤムクン)を味わいました。エビのことをタイ語でクンというのだそうです。タイのエビはみな男の子ですね、と言うと笑ってくれました。その場その場で溌剌とした学生との会話が弾み楽しいひと時でした。