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校長ブログ

6年生の修養会が終わりました

2017/09/04

 8月30日から9月1日まで、二泊三日の修養会を終えました。今年のテーマは「羅針盤」。「過去の自分を振り返り、現在の自分を見つめ、これからの自分のあり方を考える」という修養会委員が2週間かけて議論した結果です。大変的(まと)を射たテーマだと思いました。

二日目、正午過ぎまで降っていた強い雨は、燭火礼拝の前には奇跡的に上がり、黙想の時間には星空も見ることができました。「高三生のこの時期に行う修養会の意義が、黙想の時驚くほど鮮明に理解できました」と伝えてくれる生徒がいました。

 閉会礼拝で、「羅針盤の示す経路が必ずしも目的地までの最短距離にはならないことがある」という話は自分のことを振り返っても真理だと頷(うなず)けました。クラス感想会で、時間内では語りきれないクラスもあり帰路のバスの中でも続きが行われました。「今まで見ていた星々が恵泉生活の6年間で星座につながってきた」、「(こころの)深い話をするのは怖かったけれど、一生懸命理解しようとしてくれる友がいて、うれしかった。一人ではできないことがグループになるとできることがあることを知った」、「自分の内側に、いろいろとあることを恵泉は気付かせてくれた。コンプレックスも栄養としたい」等々様々な感想が心に残りました。

礼拝やグループでのディスカッションを通して、恵泉生活最後の宿泊行事を有意義に共有することができたことも修養会ならではの尊い恵みでした。

都会の喧騒さから離れて

ろうそくの灯の元、燭火礼拝

クラスのみんなで