卒業生の声
C.M.さん
実力もあり、いつもクールで冷静に見えるC.M.さん。でも受験期には弱気になり、妥協しそうになることもあったようです。その度に「あなたなら大丈夫!」と声をかけると、翌日には「また頑張ってみます」という決意を聞かせてくれました。結果として最初に目指していた大学から合格をいただき、晴れ晴れとした表情で卒業していきました。
恵泉に入学を決めた理由
私は小学校から英語を学んでいて、英語が好きだったので、英語に力を入れている恵泉に興味を持ちました。また、家から近かったこと、のんびりしていた校風が自分に合っていると感じたことが恵泉入学の決め手となりました。
恵泉での6年間
中学生の時は出される必要最低限の宿題と定期試験2週間前から試験勉強をするだけでした。高校生になってからは、受験を意識した勉強を始め、高2から塾にも通い始めました。日々勉強が忙しくなっていく傍ら、私にとって憩いの場となったのは6年間所属していた課外聖歌隊Choir la Paceでした。週3回の練習は決して楽なものではありませんでしたが、優しい先輩同輩後輩と共に、一つの合唱を作り上げることが楽しく、綺麗にまとまった時には達成感を感じられました。どのクラブも、学年を超えて仲が良いのも恵泉ならではの魅力ではないでしょうか。
進学先、今後の学びについて
東京理科大学工学部に進学します。高校1年生から学んできた化学を通して、身の回りのものは全て化学で成り立っていることに気づき、感心しました。ただ、プラスチックのような人間によって作られたものが環境破壊の原因の一つとなってしまっていることを考えると、問題は無限に出てくるはずで、常に試行錯誤が必要であると感じます。現在も悪化する環境問題に対処すべく、新たな素材開発が進んでいるので、そこに携われるようになりたいです。
大学入試を終えて
受験期は精神的に非常にきつかったです。それはおそらく、ひとりだけでは乗り越えることができるようなものではないでしょう。私が受験期を乗り越えられたのは、担任の先生の励ましがあったからだと思います。どんなに辛くなっても、「大丈夫!」という言葉にその都度救われてきたように感じます。5、6年2年連続で担任していただけるので信頼関係を築きやすい環境だと思います。また、入試日程の調整など、不安に感じていたことにも相談に乗っていただけて大変助かりました。
恵泉への入学を検討している小学生に対してひとこと
恵泉は先生や同級生だけでなく、クラブの先輩後輩も温かい人達ばかりで、素の自分でいられる場所です。6年生の夏休み明けには修養会があり、これまでの自分を振り返る大切な機会となります。自分を見つめる大切な機会が豊富な恵泉での学びができるよう、頑張ってください。応援しています!