恵泉ダイアリー

平和学習の一環として行われている有志参加行事の平和ウォーク、今年度は1～6年生21名と6/4（土）に国立ハンセン病資料館を訪れました。現地での見学時間を多くとるために資料館のガイダンス映像約40分と回復者の方の証言映像約30分を見る事前勉強会を行い、現地では展示の前後に学芸員の方からのお話を伺う時間も作っていただきました。館内でしか見られない証言映像にまず足を運ぶ生徒や、集合時間に気付けないほど集中して展示を見ている生徒など、みんな熱心にメモを取りながらじっくり見学していました。見学後の質疑応答では、すべての学年の生徒が事前勉強や当日の見学から芽生えた疑問を口々に問いかけ、予定時間を超過しての滞在になりました。帰り際には、現在も立ち寄りが許されている納骨堂で祈りの一時を持ちました。

6/9（木）には学校で振り返りの時間を持ち、恵泉デーでの展示発表の準備をする予定です。

（リベラルアーツ教育部）