学校生活

感話

礼拝での感話 書く力・話す力・聞く力を生かして、生き方を考える

恵泉教育の特徴のひとつに「感話」があります。日頃感じたり考えたりしたことをまとめたもので、
礼拝のときに皆の前で話します。年に3回程度担当します。

1年生のときは原稿用紙にして3枚から4枚、6年生になると7枚から8枚を書く生徒もいます。
感話を書くということは、自己を見つめ、考える作業にほかなりません。従って、それは時に真剣な告白ともなって聞く者の心を揺さぶります。

何を述べても受け容れられるという恵泉の環境があってこそ、はじめて成り立つものなのです。
理想とする生き方、友人とのトラブル、留学から学んだこと、哲学や芸術について……多感な時期に
感話を書き、また聞き続けることで、誠実に人生に向き合うことを学びます。

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社会で活躍する卒業生に
恵泉の「書く力・話す力・聞く力」の3つの力について聞きました。

「考え方の土台」をつくってくれたのが恵泉でした。新聞記者としての視野の広さは恵泉で学びました。
「考え方の土台」を作ってくれたのが恵泉でした。
新聞記者としての視野の広さは恵泉で学びました。

 私にとって、恵泉女学園で過ごした6年間は、自分という人間の「土台」を作ってくれたかけがえのない時間でした。
毎朝の礼拝や、いろいろな分野で活躍しておられる方々の講演会などを通して、自分は社会のために何ができるかを考え、人として何をするのが正しいかということを自然に学んでいきました。そして、そのことが、私が今、新聞社で何を社会の問題として記事にすべきか判断する時に大きく影響しています。
さらに、恵泉の教育は広い世界へと視野を広げてくれました。教科書を使う授業だけではなく、日本人と米国人の先生方による英会話や英作文の授業は、いつも待ち遠しいくらいに楽しいものでした。これらの授業が、その後私が英語で記事を書くようになる基礎力を作ってくれました。
また、女子校ゆえに、何事も自分達で案を出し合い、協力し、計画を実行していくことで、人間として自立していったと思います。一緒に多感な時期を過ごした友人達は私の一生の宝物です。

1984年卒業  菅ヶ谷 浩子さん
慶應義塾大学法学部政治学科に在学中、大学派遣交換留学生としてメリーランド州立大学に留学。卒業後、ロイター通信社(現トムソン・ロイター)で記者として勤務。現在、英字新聞ジャパンタイムズ報道部デスク。慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所非常勤講師。

「感話」は刺激的。読む・書く・考えるが磨かれました。
「感話」は刺激的。読む・書く・考えるが磨かれました。

恵泉女学園での国語教育は現在の私の基礎になっています。
とにかく、読む、書く、考える、を徹底的に指導された記憶があります。とりわけ、皆の前で読む感話は、自分を見つめ直すのと同時に、ぼんやりと考えていることを簡潔な言葉で表現する訓練にもなりました。朝の礼拝の空気やどきどき鳴る心臓、いつもよりちょっぴり真面目な同級生の顔とともに、今でも胸に残っています。誰かの感話を聞くのも「へえ、彼女はこんなことを考えているんだ」と新しい発見があり、刺激的で好きでした。
現在、私は小説を書いています。年四冊くらいのペースで新刊を発表しています。デビューから四年、とにかく目の前の仕事をこなすのに精一杯でしたが、最近は自分の書きたいもの、胸の奥にずっとあるものを、真摯に表現しようと考え始めています。朝の感話のように、気取らないで素直に、初心に戻って書いてみようと思っています。

1999年卒業  柚木 麻子さん
立教大学文学部フランス文学科卒。
2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞。2013年「嘆きの美女」が、2015年には「ランチのアッコちゃん」がNHK BSプレミアムでテレビドラマ化。2013年「伊藤くんAtoE」で直木賞候補に。2014年「ランチのアッコちゃん」が本屋大賞候補に。2014年「本屋さんのダイアナ」が直木賞候補に。2015年「ナイルパーチの女子会」が山本周五郎賞受賞、直木賞候補に。